入院のご案内
【ご家族の皆さまへ】
感染対策のため、入院患者さんへの面会を一部制限させていただいております。
詳しくは、入院案内の際にご説明させていただきます。
(手続き、準備するもの、面会時間、規則等)
【身体科】
入院の手続き
- 入院の予約のある方は、午前9時30分から10時の間に総合案内へお越しください。
- 受付で保険証を提示してください。限度額認定証・公費受給者証などをお持ちの方は、あわせて提示してください。
- 入院誓約書は、本人と保証人(独立して生計を営む成年者)の署名・押印のうえ、入院時に総合案内または病棟ナースステーションに必ず提出してください。
- 入院中に保険証の変更があった場合には、速やかにお知らせください。
- 介護保険証をお持ちの方は、ご持参ください。
- テレビや扇風機など、電気器具を持ち込む場合には、病棟ナースステーションまでお申し出ください。
入院時に用意していただくもの
- 保険証、介護保険証、診察券、入院誓約書、お薬手帳。診察券をお持ちでない場合には、再発行(有料:220円)していただく場合があります。
- 洗面道具、肌着類、タオル、ティッシュペーパー、室内履き(スリッパは転倒の原因となる場合があります。リハビリシューズや普段履きなれた履物をお持ちください。)、寝巻き、入歯容器など。割れにくいもの、使い慣れたものが望ましいです。
- 病衣・おむつは入院セット(CSセット)をご利用頂けます。入院セット(CSセット)の内容は別途ご説明致します。
入院中の食事について
- 当院は、医師の指示のもと病状に応じた献立で食事を提供しています。
特別食の方は、給食以外の補食について医師の許可が必要となりますので、ご了承ください。
消灯時間について
- 午後9時に、廊下・病棟を消灯します。
ご家族の付き添いについて
- 当院は基準看護となっていますので、付き添いは必要ありません。
- 病状その他の理由で、特に付き添いが必要となる場合は、医師の指示のもとに、ご家族に連絡いたします。
- 特別の理由で、ご家族の付き添いを希望される方は、病棟ナースステーションにお申し出ください。
入院費用など
- 退院の場合は、退院当日に入院費をお支払いください。
- 月をまたいで入院されている場合は、月末で締め、翌月の12日頃に請求書をお渡しします。そのつど、会計窓口でお支払いください。
- 病室には、備えつけのテレビがあります。テレビ用カードをご購入のうえ、ご利用ください。
退院の手続きについて
- 退院の手続きは、医師の指示により、各病棟の看護師が行ないます。
- 入院費を会計で清算のうえ、領収書を病棟看護師に提示してください。このとき、退院時処方・診察券・薬・お薬手帳などをお渡しします。
- お支払い窓口は1階会計(休日、夜間は時間外受け付けでお支払いただけます。)です。
火災・盗難などへの注意事項
- 当院は、敷地内禁煙です。マッチ・ライターなどの使用も禁じております。
- 病棟内に掲示してある避難経路をご確認ください。
- 盗難予防のため、貴重品・多額の現金はお持ちにならないでください。(キャビネットの引き出しに鍵つきケースがあります)
入院患者さんへのお願い
- 入院中は、病室はもちろん、他の場所でも周りの方の迷惑にならないよう、十分ご注意ください。
- テレビ・ラジオなどは、イヤホンを使用してください。
- 携帯電話は、常時マナーモードにし、所定の場所(デイルーム・個室)でご利用ください。また、医療機器に影響を与える恐れがある場合には、ご利用を控えていただくことがあります。
- 入院中は、医療安全のため、手首にリストバンドをつけていただきます。退院まではずさないようにお願いします。
- 外出・外泊は、病棟ナースステーションへお申し出のうえ、主治医の許可を得てください。
- 飲酒は固く禁じております。
- 洗濯は、病棟内の洗濯機をご利用ください。(ご利用にあたってはテレビカードの購入が必要となります。)
- 職員の指示に従わず、治療に専念していただけない場合、退院していただくことがあります。ご了承ください。
個人情報について
- 当院では、個人情報を正当な目的のみに利用し、その取り扱いには、細心の注意を払っております。
- 入院していることを知らせたくない方は、その旨をお申し出ください。
- 入院に際し、お薬の内容や紹介状についてかかりつけ医・調剤薬局に問い合わせることがあります。
その他
- 医療費などについてお困りのことがありましたら、1階会計職員または相談室までご相談ください。
- 病棟・病室は、病状に応じて移っていただくことがあります。ご了承ください。
- 入院期間中の駐車はお断りしております。特に事情のある方は、病棟ナースステーションまでご相談ください。
【精神科】
入院の決定
入院するときは、精神保健福祉法により入院形態が決定します。詳しい内容は、医師より説明のうえ説明文書をお渡ししています。
☆入院形態
- 任意入院…本人の同意による入院
- 医療保護入院…本人の同意に基づく入院が行われる状態になく、指定医の診察の結果入院の必要があると診断があり、保護者の同意による入院
- 措置入院…2人の指定医による診察の結果、入院させなければ自身を傷つけ、また他人に害を及ぼす恐れがあると認められた場合、知事の命令による
- 応急入院…指定医が診察し緊急入院の必要があると判断した場合、保護者や本人の同意がなくても72時間に限って入院
*あなたの入院や処遇について納得のいかない場合には、退院や病院の処遇の改善について請求ができます。また、あなたの人権に関する相談は人権 擁護委員会で受け付けています。詳しくお知りになりたいときは、病院の職員にお尋ねになるか下記のところに直接お問い合わせください。
退院および処遇改善の請求先
〒780-0850 高知県高知市丸の内2-4-1
- 高知県立精神保健福祉センター 電話:088-823-8617
- 高知地方法務局 人権擁護委員会 電話:088-822-3331
- 高知県障害保健福祉課 精神保健福祉担当 電話:088-823-9669
入院の手続き
入院時には、保険証・診察券・印鑑をご持参ください。入院カード(入院誓約書)と入院同意書へのサイン・捺印が必要です。
入院生活に必要なもの
- 洗面用具一式(洗面器・歯磨き・ハブラシ・石鹸・シャンプー・タオル・バスタオルなど)
- コップ(プラスチック製やホーロー・ステンレスなどの割れにくいもの)
- 下着
- パジャマ
- 普段着 *衣類は2~3組をご用意ください。
- 履き慣れた上履き *自分の持ち物には、氏名を必ず記入してください。
- 運動に適した靴
- 金銭・小銭入れ(ご希望があればお預かりしています。)
- その他(薬・電気髭剃り・ティッシュペーパーや必要に応じオムツなど)
なお、T字型髭剃りは、病棟によってはスタッフルームでお預かりする場合があります。 - 病衣・おむつは入院セット(CSセット)をご利用頂けます。入院セット(CSセット)の内容は別途ご説明致します。
*入院時に日用品や嗜好品などの購入のために金銭をお預かりしています。
*入院途中の使用明細については、ご希望時にお知らせいたしますので看護師にお申し出てください。
患者さんへのお願い
- 持ち物には、お名前をお書きください。
- 病棟内は、安全のため刃物類(ナイフ・はさみ・かみそりなど)は持ち込めません。どうしても必要な場合は、スタッフルームでお預かりいたします。
- 宝石・貴金属や多額の現金などの貴重品は、お持ちにならないようにお願いします。
- カメラ付き携帯電話は、患者さんのプライバシーを保護するために、ご使用をご遠慮願います。
- 入院中は、お車を病院内に駐車することはご遠慮ください。
- 無断外出や病院内での飲酒・賭け事は禁止しています。また、飲酒しての面会はお断りします。
- 非常時には、安全に避難を行うために職員の指示に従ってください。
- わからないことがあれば、職員にお気軽にお尋ねください。
入院費のお支払い
入院中の医療費は、月末締めで計算のうえ、翌月の12日頃に請求させていただきます。お支払方法は、
1)受付窓口 2)銀行口座振込 のいずれかでお支払いください。医療費に関するお問い合わせは、受付窓口にて承ります。
入院生活
治療は、患者さんの人権を尊重しできる限り自由で明るい 治療環境作りに努め、自立への援助促進を図ることを目標にしています。そのために、治療計画や看護計画については、患者さんに参画していただいています。 病棟ごとにスケジュールがありますので、入院先の病棟で詳しいご案内をいたします。
- 付き添いについて
基本的には付き添いの必要はありません。 - 外出、外泊について
病状が軽快、安定し外出・外泊の可能な状態になりましたら、ご連絡をいたしますので日時などを主治医とご相談ください。また、ご家族が外出・外泊を希望される場合は、主治医・病棟看護長にご相談ください。 - 洗濯について(使用料100円/回)
病棟のコインランドリーをご使用ください。ご自分で洗濯のできない方で、外部委託される方は別途洗濯料金が必要となります。 - 病床について
病院の寝巻き(実費1日50円)をご希望の方は、病棟看護長にお申し出ください。 - 病棟、病室の移動について
病状やその他事情により病棟や病室を替わっていただくことがあります。その際は、ご協力をお願いいたします。 - 喫煙について
入院中はタバコは吸えません。タバコ・ライター・マッチなどは安全の為、持ち帰っていただくか看護師に預けてください。ご理解とご協力をお願いいたします。 - 医療相談
社会福祉施設入所やヘルパー支援など医療相談や入院生活、仕事、家族、医療費など生活上のことでお困りのことがありましたら、外来・相談室までご相談ください。秘密は厳守いたしますので安心してご相談ください。 - 個人情報の保護について
- 入院氏名の表示については患者さんの希望をお伺いしたうえで行います。また、当院は入院しているかどうかといったお問い合わせや病状説明は、お電話ではお答えしていませんのでご了承ください。
- 電話・手紙について
電話・手紙は自由にしていただいています。ただし、電話については、病状により制限させていただく場合があります。 - ご意見について
入院中にお気づきのことがありましたら、遠慮なくご意見をお聞かせください。各病棟と外来に「ご意見箱」を設置しています。
退院から外来通院へ
病気の再発予防やよりよい家庭生活・社会生活を維持するためには、定期的に外来通院をして医療を継続することが大切です。当院では外来治療の一環として、デイケア活動や作業療法、訪問看護による支援も行っています。詳しくは病棟看護長にお問い合わせください。
- デイケア活動とは
(月曜日から金曜日 9:30~15:30)昼間だけ病院の施設を使って同じ悩みのある人たちと一緒に話し合いや、スポーツ・レクリエーションなどのグループ療法を行います。 - 訪問看護
患者さんご本人及びご家族からの求めに応じ、医師の指示により自宅を訪問して、困っていること悩んでいること等を一緒に考えたり、相談をお受けしたりします。 - 外来作業療法とは
(月曜日から金曜日)病状の安定と改善を目指し、慣れ親しんだ活動や興味のある活動を通じて、よりよい生活が送れるように指導・援助を行います。 - 通院医療費公費負担制度(自立支援法58条)
外来通院の費用負担を軽減する制度で、申請手続きをしますと自己負担割合が10%となります。外来通院、デイケア、外来作業療法、訪問看護に利用できます。
ご家族の皆さまへ
再発の予防や社会復帰を促すためには、ご家族の協力が不可欠です。当院には家族会もあり、ご家族の方々の親睦を深めながら患者さんの病気についてより理解を深めていただくよう活動しています。家族会については、病棟看護長までお問い合わせください。