院長ご挨拶
これからの地域のニーズに合わせた「地域中核多機能病院」これがあき総合病院の姿です。
圏域内救急搬送の約6割を受け入れる急性期病院であると同時に、回復期病床である地域包括ケア病棟で在宅復帰まで受け持ちます。中規模病院ですが周産期、精神科を含む全23診療科の総合病院です。
ここでは医師として今後どの方向に進んでも必ず役に立つ、ジェネラルな臨床力とマインドが培われます。病院総合医を中心に各科専門医が意見を出し合う風通しの良さを持ち、診療科間の垣根は極めて低いと言えます。研修は少人数制で実地診療を叩き込まれます。大学病院や救命救急センターでの研修も可能で、専門領域も見てみたい研修医にはうってつけ。大学各医局との連携が強く、進路についても十分に相談に乗ります。
病院自体が新病院となってまだ5年の若々しい病院です。太平洋を望む明るい病院で充実した研修を受けて欲しいと思います。
高知県あき総合病院
病院長 前田博教
当院の特徴
安芸地域とともに歩み、人々の心とからだの健康を支えていく
当院は、管轄する二次医療圏である「安芸保健医療圏」の中核病院です。「安芸地域とともに歩み、人々の心とからだの健康を支えていく」という理念はまさに二次医療圏を支えていくという病院の姿を表しています。
精神科病院の旧芸陽病院と一般科病院の旧安芸病院が2012年4月に統合してできた病院であり、エイズ治療拠点病院、災害拠点病院、へき地医療拠点病院、地域がん診療病院、急性心筋梗塞治療センター及び日本脳卒中学会認定一次脳卒中センターとして指定されています。
急性期医療に特化し地域の基幹病院
一般科は急性期医療に特化して地域の基幹病院として救急医療に積極的に取り組んでいます。安芸医療圏全体の救急搬送件数に占める当院のシェアは過半数を占めます。精神科は県内の重度精神障害者受け入れ施設として、民間では処遇困難な措置患者等重症患者の治療に当たっています。
増加する認知症患者に対応
認知症疾患医療センターを備え、圏域内の高齢化する人口を背景とし、今後増加する認知症患者に対応しています。
また、統合のメリットを生かして身体合併症の患者を多く受け入れています。
数字で見るあき総合病院
令和4年4月現在
病床数
270床 (一般175床 結核5床 精神90床)
診療科数
23科
職員数
約430人
救急車搬入件数
R3年度1,708件/年
心臓カテーテル検査件数
R3年度505件/年
病床稼働率
R3年度80.9%