平成２３年３月５日、四国横断自動車道　須崎西ＩＣから中土佐ＩＣ間（Ｌ＝７．０ｋｍ）が開通しました。

　開通当日は、知事や地元関係者、国会議員、自治体関係者など約２００人が出席した開通式の後、餅投げや通り初めが行われ、多くの地域住民の方々でにぎわいました。

 

　四国横断自動車道は、徳島県阿南市を起点とし、香川県高松市、高知県高知市などを経由、愛媛県大洲市に至る、四国をＳ字型に結ぶ高速道路で、四国縦貫自動車道、阿南安芸自動車道とともに、四国４県をつなぐ高速道路網「四国８の字ネットワーク」の一部です。

 

　この区間の開通により、国道５６号の焼坂など交通の難所を回避できるため、安全で快適な交通が確保されるとともに、須崎市から中土佐町の所要時間が約６分短縮され、地域産業の活性化や、災害発生時などの救急搬送等を担う「命の道」としての役割が期待されます。

　なお、この区間は、国と地方が事業費を負担する「新直轄方式」で建設されており、同方式による高速道路としては、四国で初めての開通となります。

　開通した須崎西ＩＣ～中土佐ＩＣ間について、詳しくは土佐国道事務所ホームページをご覧ください。