公開日 2022年08月08日
平成22年11月13日、一般国道440号 地芳道路が全線開通しました。
開通式当日は、地元関係者や国会議員、行政関係者など、およそ300人が出席した開通式の後、パレードやもち投げが行われ、多くの方々でにぎわいました。
地芳道路が開通したことにより、異常気象時の事前通行規制区間が解消され、安全に通行ができるようになります。
また、急カーブと急勾配区間の解消により、移動時間が大幅に短縮されます。
現在、高知県では平成23年1月10日まで「土佐・龍馬であい博」が開催しており、梼原町においても龍馬脱藩の道やこの地の志士たちを中心に紹介したサテライト会場「ゆすはら・維新の道社中」を開館しています。
さらに、来年3月5日からは「土佐・龍馬であい博」に引き続き、「志国(しこく)高知 龍馬ふるさと博」が開催される予定となっています。
地芳道路の開通により、多くの皆様にお越しいただき、高知県の魅力に触れていただければと心より願っています。
一般国道440号・地芳道路について
国道440号は、愛媛県松山市を起点とし、高知県高岡郡梼原町に至る延長約97kmの路線で、松山圏域と四国西南地域を結ぶ幹線道路として重要な役割を担っています。
しかし、本路線は四国山地の急峻な山岳地帯を通過しており、幅員は狭小で、急カーブ、急勾配の区間が多く、さらに冬季には積雪、凍結によりたびたび通行止めとなり、幹線道路としての機能を果たせない状況にありました。
このため、地域住民等から早急な改築を熱望されてきたところです。
国土交通省により、平成2年度に事業化された後、平成4年度から工事を開始し、平成19年11月には高知県側3.2km、平成21年9月には愛媛県側1.7kmを先行して供用されていましたが、今回、地芳トンネルを含む残りの4.0kmが開通しました。
これにより、地芳道路は全線供用となり、23.5kmの走行距離が8.9kmに短縮されるとともに、走行時間も45分から11分へと34分短縮され、安全で快適な交通が確保されることになります。
さらに、冬季通行規制が解消されることにより、緊急輸送道路としての機能が強化されるとともに、国道33号に通行止めが生じた場合の代替路としての機能も期待されるところです。
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