公開日 2016年12月20日
高知県では平成24年度から観光客の皆様への気配りを行っているトイレを「おもてなしトイレ」として認定し、観光客の満足度の向上につなげる取り組みを行っています。現在、県内720 件余りの「おもてなしトイレ」を認定し、県内全域に広がっています。
本年度は、おもてなしトイレの管理者の皆様よりご応募いただき「おもてなし県民会議」において、特に優れた取り組み等を行っている「おもてなしトイレ」(管理者)5か所の選定を行い、日本トイレ協会が制定しています、11月10日の「いい(=11)トイレ(=10)の日」におもてなし県民会議から、表彰状及び記念品の授与を行いました。
■県立公園ヤ・シィパーク
イベントや海水浴場のお客様に対応できるよう器数があり、広々としたスペースとなっています。こちらのトイレの洗浄用水は、処理水を利用するなど、ECOに取組まれています。
また、イベントも数多く開催されていますので、関係者とも協力しながら清掃を行うなど、清潔なトイレを維持できるよう取り組んでいきたいとのお話がありました。
■ネッツトヨタ南国株式会社 のいち青空店
トイレの入り口やトイレの中などいたるところに折り紙の装飾など、月ごとに季節感を出したおもてなしがされています。お客様の中には、トイレの装飾を楽しみに来られる方もいらっしゃるそうです。
多目的トイレの中には、授乳スペースやソファも完備され、利用者にやさしいトイレになっています。
スタッフの方からは、皆様に喜ばれるトイレを維持していきたいとのお話がありました。
■のいち駅(一般社団法人香南市観光協会)
職員自らが毎日清掃をするとともに、こまめにトイレのチェックを行い、清潔なトイレを維持され、近所の方がご厚意でお花を持ってきてくれるなどの取組みにつながっているそうです。
また、小学校と連携し、トイレの入り口に児童の絵画を展示するなどの取組みも行っており、より多くの方に利用していただきたいとのお話がありました。
■道の駅南国 風良里
非常に利用者が多いトイレですが、毎日朝と夕方にそれぞれ3時間ほどかけて清掃を行い、清潔なトイレを維持しているそうです。
季節のお花も何種類も飾るなど、気持ちよく利用できるトイレになるよう心掛けているとのお話がありました。
■春野総合運動公園 テニス場
清潔感を感じていただけるように毎日清掃や点検を行い、イベント開催時には多くの方が利用されるためこまめに清掃を行うなど、どなたにも気持ちよく利用していただけるように心掛けているとのことです。
華やかさはありませんが、清潔感を感じるトイレを維持できるよう取り組んでいきたいとのお話がありました。