公開日 2021年05月20日
1 牛等の排せつ物に由来するたい肥中クロピラリドが原因と疑われる園芸作物等の生育障害の発生への対応について(R2.11.20一部改正)
日本では登録のない除草剤(成分名:クロピラリド)が残留した輸入粗飼料を給与された家畜のふん尿堆肥の施用が原因と疑われる園芸作物等の生育障害の事例が複数の県で発生しています。
県内で牛ふん堆肥中のクロピラリドが原因と確認された障害は発生していませんが、このたび、農林水産省から一部改正の通知がありましたのでお知らせします。
2 クロピラリドとは
・クロピラリドとは、主にクローバー等の広葉雑草を枯らす除草剤の成分名称で、アメリカ、カナダ、オーストラリア等で麦類、牧草、トウモロコシ等に農薬登録があります。
・国内では農薬登録がなく、使用されていません。
・堆肥化しても分解されにくく、残留した堆肥を使用すると、クロピラリドに敏感な一部の品目(ナス科、マメ科等)に対しては、数ppb(10億分の1の単位)で生育異常を引き起こすことが知られています。
・家畜の健康や畜産物(肉・乳等)の品質・安全性、人の健康に影響する危険性はほとんどないと言われています。
3 通知
4 チラシ・参考資料
5 被害が発生した場合の対応について
クロピラリドが原因と疑われる生育障害が確認された場合には、下記連絡先へお知らせください。
6 その他リンク
クロピラリド関連情報 農林水産省
この記事に関するお問い合わせ
所在地: | 〒780-0850 高知県高知市丸ノ内1丁目7番52号(西庁舎3階) |
電話: | 088-821-4531 |
ファックス: | 088-821-4536 |
メール: | 160501@ken.pref.kochi.lg.jp |
PDFの閲覧にはAdobe社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。
Adobe Acrobat Readerダウンロード