公開日 2017年12月19日
消費者庁には、医療機関から子ども(0歳~14歳)の炊飯器や電気ケトル等による、やけどの事故情報が寄せられています。その中で、入院を要したり、生命に危険が及ぶ可能性のあるような重いやけどを年齢別の割合を見ると、2歳以下の乳幼児が高くなっています。
炊飯器や電気ケトル等による、乳幼児を中心とした子どものやけど事故を防止するため、保護者の皆様は主に以下のことに注意しましょう。
(1)高温の蒸気や転倒して熱湯に触れるおそれのある、炊飯器や電気ケトル等の製品は、乳幼児の行動範囲で使用しないようにしましょう。
(2)これらの製品を使用する場所に乳幼児が立ち入らないよう、ベビーゲートを置くなど安全対策を実施しましょう。
(3)電気ケトル等は、乳幼児の力でも転倒するおそれがあります。容器内には熱湯が入っていることを忘れずに注意しましょう。
(4)蒸気が出ない、炊飯中にふたが開かない等の機能のある炊飯器が販売されています。また、Sマーク4が付いている電気ケトルや電気ポットは、転倒時に湯こぼれしにくい構造となっています。事故を未然に防ぐために、これらの安全に配慮された製品を選ぶようにしましょう。
消費者庁ホームページ 「炊飯器や電気ケトル等による、乳幼児のやけど事故に御注意ください-使用環境に注意し、安全に配慮された製品で事故防止を-」
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