公開日 2021年09月13日
本県の県立学校施設は県有建築物全体の延床面積のうち、約4割を占めており、県有建築物として最大の面積を保有しています。これらの県立学校施設は児童生徒の急増期にあたる昭和40年代後半から昭和50年代にかけて建築された施設が多く、平成29年度(2017年度)現在、築30年を経過した施設が全体の7割以上を占めるなど、今後の老朽化対策が喫緊の課題となっています。
しかし、老朽化対策としての施設整備方針を従来のような建て替え中心とする場合、今後、県有建築物の中で最も面積規模の大きい学校施設群が次々と建て替え時期を迎え、建て替えに伴う多額の費用が短期間に集中することによって、本県の財政に過大な負担が生じることが想定されます。このため、施設整備方針に施設の長寿命化という考え方を取り入れ、施設の機能を維持しながらこれまで以上に長く使い続けることで、施設あたりのライフサイクルコストを縮減し、財政負担の軽減と平準化を図っていくことが必要となっています。
以上のような背景と目的を踏まえ、県立学校施設の長寿命化を推進していくための指針となる「高知県立学校施設長寿命化計画」を策定しました。
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