若年性認知症について

公開日 2024年02月22日

若年性認知症とは

65歳未満で発症した認知症を「若年性認知症」といいます。
平成20年度に厚生労働省が公表した調査結果では、全国で約3万8千人の若年性認知症の方がおり、平均発症年齢が約歳と推計されています。
これを高知県に当てはめて計算すると、県内に約200人の若年性認知症の方がいると推計されます。(※1)
若年性認知症の特徴としては、症状が出ても年齢的に認知症を疑わず受診が遅れ、職場での対応や経済的支援、心理的支援が最も必要な時期に症状が進行してしまう方が多いこと、働き盛り世代で発症するためご家族の経済的負担や心理的負担が大きいこと等があげられます。

※1:厚生労働省が平成21年3月19日に発表した「若年性認知症の実態と対応の基盤整備に関する研究」の調査結果より

高知県の取組

高知県では平成29年度から、若年性認知症に関する総合的な支援を行う「若年性認知症支援コーディネーター」を配置しています。(※2)
また、若年性認知症について正しく理解していただくことを目的とした「フォーラム」や当事者同士の情報交換を目的とした「交流会」を開催しています。

※2:若年性認知症支援コーディネーターとは、若年性認知症に関して、ご本人をはじめとする当事者の方と、治療や就労等のサービスを提供する関係機関との調整役となる者です。

相談窓口

高知県の若年性認知症相談窓口(若年性認知症支援コーディネーター)は以下のとおりです。
ご本人、ご家族、職場の方等、若年性認知症についてのご相談やお困りごと等がある方は、どなたでもお問合せいただけます。

〇総合相談窓口
高知大学医学部附属病院内(南国市岡豊町小蓮185-1)
TEL(直通) 080-2986-8505(月~金 9時~17時 ※年末年始、祝日を除く)

若年性認知症状リーフレット

認知症についての正しい知識の普及や、若年性認知症の方が受けられる支援等の周知のために、リーフレットを作成しました。

<本人、家族向けリーフレット>
本人向け若年性認知症リーフレット

<企業等・職場向けリーフレット>
企業向け若年性認知症リーフレット

高知県認知症疾患医療センター

認知症疾患医療センターでは、認知症の専門医療相談、鑑別診断等を行っています。
詳しくはこちらをご参照ください。

この記事に関するお問い合わせ

高知県 子ども・福祉政策部 長寿社会課

所在地: 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号

電話:

企画調整担当 088-823-9630
介護保険担当 088-823-9681
介護事業者担当 088-823-9632
福祉・介護人材対策室 088-823-9631
介護予防・地域支援室 088-823-9762
ファックス: 088-823-9259
メール: 060201@ken.pref.kochi.lg.jp

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