公開日 2021年07月14日
高知県燃料確保計画
高知県燃料確保計画は、本県における燃料確保に関する対策を推進していくために、重要施設(官公庁舎や医療機関、福祉施設、火葬場、排水機場など)や給油施設における備蓄対策、応急救助機関の車両や道路啓開に要する重機等への燃料供給対策及び燃料の輸送経路や輸送手段となる車両の確保に向けた輸送対策等を体系的に整理し、総合的にとりまとめることを目的とした基本方針的な計画となるものです。
高知県燃料確保計画のポイントは以下のとおりです。
- 燃料確保対策の検討の前提として、タナスカ地区、中の島地区の浸水による供給の停滞、道路啓開及び航路啓開の所要日数、国からのプッシュ型支援開始までの日数を踏まえ、発災後3日までは高知県内で自衛的に備蓄されている燃料や流通している燃料で対応する。
- 燃料確保対策を「備蓄」、「供給」、「輸送」の対策群に分類し、これらに横断的・総合的に関わる「啓発」、「孤立対策」、「医療救護対策」や「発災後の対応」も一定整理している。
- 車両への燃料備蓄を最優先対策と位置づけて、民間や市町村、応急救助機関と連携し、一体感を持って官民協働による県民運動として対策を推進していく。
- また、今後、本計画でとりまとめた各対策は、「南海トラフ地震対策行動計画」に反映したうえで、各部局の担当課において計画的に対策を推進していく。
高知県は、平成29年度から災害時に燃料を必要とする施設や車両等に関係する各課長をチーム員とする「燃料確保計画策定検討チーム」を設置し、計画策定に取組み、平成30年5月31日に計画を公表しました。
付属資料(L2規模の津波浸水予想範囲・道路啓開期間及び重要施設の位置図)[PDF:28MB]
※付属資料の表紙は、高知県燃料確保計画の最終ページに添付しています。
<高知県燃料確保計画の概要版はこちら>
【概要版】南海トラフ地震発災時の燃料確保対策の推進~燃料確保計画~について[PDF:780KB]
計画の構成
高知県燃料確保計画は、次の各章で構成しています。
1.南海トラフ地震を対象とした高知県燃料確保計画作成の趣旨
2.南海トラフ地震を対象とした燃料確保に関わる動き
3.計画の対象とする地震と被害想定
4.南海トラフ地震を対象とした県内の燃料需給量の基礎調査結果
5.燃料確保に関わるこれまでの取組
6.燃料確保に関わる課題
7.燃料需給量やこれまでの対策の現状と課題を踏まえた燃料確保対策の基本的な考え方
8.具体的な燃料確保対策
9.発災後の対応
10.燃料確保対策の着実な実施に向けて
参考
燃料確保計画策定検討チームの設置について
付属資料
L2規模の津波浸水予想範囲・道路啓開期間及び重要施設の位置図
この記事に関するお問い合わせ
所在地: | 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号 | |
電話: | 危機管理担当 | 088-823-9311 |
防災担当 | 088-823-9320 | |
情報担当 | 088-823-9339 | |
総務担当 | 088-823-9018 | |
※夜間・休日における危機事象や災害の発生など緊急の連絡については、 高知県庁の代表電話(088-823-1111)へご連絡ください。 |
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ファックス: | 088-823-9253 | |
メール: | 010101@ken.pref.kochi.lg.jp |
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