平成30年9月30日の大雨時（台風２４号）の鏡ダム洪水調節効果について（速報）

　平成３０年９月２８日（金曜日）２３時３０分から９月３０日（日曜日）１８時００分の間に、平石地点において１９８ｍｍの降雨（洪水調節終了時までの雨量）がありました。
　９月３０日１７時３０分には鏡ダムの流入量が洪水量である毎秒３００立方メートルを超えたため、洪水調節（鏡ダムへ流れてくる水量の一部をダムに貯めて下流へ流す水量を軽減させる調節）を行いました。
　この操作により、４．６万立方メートルの水量を貯めて最大で２３．５％の水量を軽減して放流を行い、ダム下流の宗安寺水位観測所において今回の大雨による河川の最高水位を約０．２２ｍ低減させたと推定されます。

 

鏡ダムでの洪水調節操作の概要（９月３０日）

下流基準地点での水位比較