平成30年度 「対話と実行行脚」 第7回 三原村

公開日 2020年01月20日

平成30年度 「対話と実行行脚」 第7回 三原村訪問実績

日時:平成30年12月18日(火曜日)

視察地

1.星ヶ丘公園「ヒメノボタンの里」の視察
2.ユズ選果・搾汁施設の視察
3.三原村立三原中学校の視察
4.集落活動センターやまびこの視察
5.集落営農組織「フォレストファーマーズ下切」の視察
6.農事組合法人「三原やまびこ」の視察及び関係者との意見交換
7.農泊施設整備予定地の視察
8.地域住民の方々との意見交換

 

視察の様子

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1.星ヶ丘公園「ヒメノボタンの里」の視察

 三原村の中心部にあり、村の観光拠点となるべく整備を進めている星ヶ丘公園を視察させていただきました。
 この地区に自生するヒメノボタンを保護するため、平成11年から少しずつ整備を進め、今ではヒメノボタンのほかにも、リンドウやハス、スイレンなど、数多くの花が訪れる人の目を楽しませてくれるそうです。
 昨年は8,000人近い方が訪れたという星ヶ丘公園。四国地方整備局が選定する「四国八十八景」にも選ばれたということで、今後ますます多くの人たちを楽しませてくれる公園になると期待しています。

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2.ユズ選果・搾汁施設の視察

 「ユズの産地化」を目指し、平成28年に稼働を開始した「ユズ選果・搾汁施設」を視察させていただきました。
 この施設ができたことで、選別の省力化が進んだほか、加工用ユズの搾汁作業を村内で行えるようになり、地産外商の取組を大きく前進させることができたそうです。
 今後も効率的な運営と加工品の開発に取り組み、販路拡大を図っていくということで、三原村の今後の農業振興に大きな可能性を感じました。

 

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3.三原村立三原中学校の取組視察

 生徒主体型の教育を行っている三原中学校の授業の様子を拝見し、さまざまな取組について話を伺いました。
 三原中学校では、特に英語教育に力を入れており、3年時のオーストラリアでのホームステイを目標に語学力の向上に取り組んでいるそうです。
 授業中、生徒のみなさんが自ら学習し、積極的に発言している様子を見て、三原村の将来は明るいと感じました。

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4.集落活動センターやまびこの視察

 平成26年に開所した集落活動センターやまびこを視察させていただきました。
 生活・福祉・産業等6つの部会があり、地域の課題やニーズに応じて活動をしており、一昨年には、住民の要望に応え、コインランドリーを設置したそうです。
 ほかにも、カフェや店舗の運営や、移住促進住宅の運営も行っており、地域に寄り添った集落活動センターの活動を、とてもうれしく感じました。

 

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5.集落営農組織「フォレストファーマーズ下切」の視察

 全国でもめずらしい国産キクラゲの栽培に取り組んでいる「フォレストファーマーズ下切」を視察させていただきました。
 試行錯誤しながらも年間を通じた収穫を目指し、販路拡大を図っているということで、すでに東京のホテルや全国展開している飲食店などにも出荷されているそうです。
 農業だけでなく、間伐や林道の整備など林業との複合経営にも取り組んでいるというお話を伺い、一次産業の新たなあり方に大きな可能性を感じました。

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6.農事組合法人「三原やまびこ」の視察及び関係者との意見交換

 福祉対策や高齢者の収入確保を目的として設置された農事組合法人「三原やまびこ」のシシトウハウスを拝見し、そこで働くみなさんと意見交換をさせていただきました。
 「好きな時に好きなだけ働く」ことをモットーに、みなさん本当に楽しそうに働いておられ、さらに、毎年1,000万円を超える売上を達成しているそうです。
 今後も専門機関と連携し、栽培技術の向上や収穫量の平準化を図っていくということで、中山間地域における農業のロールモデルとして、期待が高まりました。

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7.農泊施設整備予定地の視察

 三原村芳井地区で整備を進めている農泊施設予定地を視察させていただきました。      
 三原村らしい滞在型観光ができる場所にするために、現在検討を重ねているそうです。
 敷地内に植えられている様々な植物や、敷地を取り囲むように流れている川をどのように活かした施設になるのか、完成が楽しみです。
 県外だけでなく、海外からも多くの人が訪れるような施設となることを期待しています。

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8.地域住民の方々との意見交換

 三原村の各分野で活躍されている方々と、それぞれの活動や課題について意見交換を行い、その後、傍聴の方々からもご意見を伺いました。
 観光客誘致のため、自然ツアーの企画などに知恵を絞られているお話、シシトウや米作りなど、地域の方と一緒に農業振興に取り組んでいるお話、「土佐の観光創生塾」への参加をきっかけに観光農園の運営を目指しているというお話、子どもたちに国際的な視点を培ってもらうための教育に力を入れているというお話、集落活動センターを中心とした地域の活性化に取り組んでいるというお話をお聞きしました。 
 皆様それぞれが、地域を盛り上げようと尽力されている姿に、大変感銘を受けました。
 傍聴していただいた方を含め、三原村の現場の声をお聞かせいただき、有意義な時間となりましたことに感謝いたします。

この記事に関するお問い合わせ

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