公開日 2023年02月14日
高知県では、まんがを貴重な文化資源に位置付けて県を挙げた取り組みを進めています。
教育分野においては、教育委員会や大学等と連携して「まんがを活用した教材」を平成30年度に作成しました。
教員の皆様方におかれましては、総合学習や部活動などにご活用いだだくほか、受け持ちの学習指導の参考にしていただければ幸いです。
また、高知県ではプロ又はセミプロの漫画家が小中学校を訪問し、総合的な学習の時間やクラブ活動の時間を利用して、まんがの描き方、ストーリーの作り方、表現方法等を指導する「まんが教室」を実施しています。
詳しくは文化国際課ホームページをご参照ください。
高知県文化生活スポーツ部文化国際課 まんが王国土佐室 電話088-823-9742
※教育現場(授業や放課後児童クラブ、クラブ活動等)での使用又は個人での自己学習での使用に限り、誰でも無料で使用していただけます。
※上記の目的以外での使用、転載及び複製は禁止します。
【実践例】コンテンツ創造教育教材試行レポート
まんが教室
高知県では県内の小中学生向けにプロ・セミプロの漫画家を講師派遣しています。
「まんが教室」の情報はこちら 文化国際課のホームページへリンク
まんがを活用した教材の公開について
高知県の文化であるまんがを活かした小中学生向けの教材を作成し、各学校で実践することにより、児童生徒の「学習意欲」を喚起し、「発想力、企画力、表現力、プレゼンテーション力等」を更に伸ばすとともに、 「基礎的・基本的な知識及び技能」の習得への相乗効果につなげることを目的として、高知県では平成28年度から「まんがを活かしたコンテンツ創造教育プログラム等開発事業」に取り組んできました。
平成28年度に教材の試行版を作成し、平成29年度と平成30年度に県内の小中学校で試行を行い、このたび教材が完成しました。学校での授業、クラブ活動等での活用や自己学習のワークシートとして自由にご利用いただけます。
活用方法の参考として、実際に教材を使った授業の実践例も公開しています。
事業概要
まんがを活かしたコンテンツ創造教育プログラム等開発事業について[PDF:78KB]
まんがを活かしたコンテンツ創造教育プログラム等開発事業に寄せて
・漫画家(京都精華大学国際マンガ研究センター長) 竹宮惠子先生
・ワーキングチーム コーディネーター(京都精華大学 副学長) 吉村和真先生
(1)国語(小学校1~3年生向け)
じぶんのこと なんていう?(小学校1~3年生向け)[PDF:645KB]
一人称を意識的に捉え、様々な言い方を理解する。
このおとどっちかな?(小学校1~3年生向け)[PDF:3MB]
擬音語と擬態語を理解し、日本語特有の豊かさ等を見出す。
どんなきもちかな?(小学校1~3年生向け)[PDF:717KB]
キャラクターの感情を汲み取り、感情によって言葉の意味が変わることを学ぶ
まんがのあらすじを説明しよう(小学校1~3年生向け)[PDF:575KB]
まんがを読み解き、簡単なあらすじとして表す。
じこしょうかいしてみよう(小学校1~3年生向け)[PDF:2MB]
自己紹介で気をつけることを知り、簡単に自己紹介する。
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(2)国語(小学校4~6年生向け)
ふだんの言葉づかいを考えよう(小学校4~6年生向け)[PDF:864KB]
方言と共通語の違いを知る。
どんな気持ちかな?(小学校4~6年生向け)[PDF:742KB]
キャラクターの気持ちや状態を読み取り、オノマトペを用いて文章を書く。
感じたことを言葉にしよう(小学校4~6年生向け)[PDF:600KB]
まんがの感想を文章化し、自分の感情を相手に伝える。
漫画のあらすじを説明しよう(小学校4~6年生向け)[PDF:3MB]
キャラクターの動作や感情を読み解き、文章化する。
言葉をつなげて物語をつくろう(小学校4~6年生向け)[PDF:769KB]
友達の発想に触れながら、組み立てを考えて文章を書く。
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(3)国語(中学生向け)
自分が持っているイメージを見つめよう(中学生向け)[PDF:3MB]
役割語の効果等について学び、考えを文章化する。
自分の気持ちを言葉にしよう(中学生向け)[PDF:3MB]
体験や想いをオノマトペを効果的に使って文章化する。
相手の気持ちになってみよう(中学生向け)[PDF:705KB]
表情やセリフから感情を読み解き、考えを相手に伝える。
漫画を紹介しよう(中学生向け)[PDF:749KB]
まんがのポイントとなる事柄を取捨選択し、紹介文を作成する。
私の思い出ストーリー(中学生向け)[PDF:4MB]
思い出についての文章の組み立て方を推敲し、的確に文章を書く。
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(4)図画工作・美術 ※各教材に小学校と中学校の内容が一括で入っています
感情を描き分ける[PDF:6MB]
人の感情に関心を持ち、効果的に描き分ける。
人物の描き方[PDF:4MB]
身体の仕組みを観察し、動作を描く。
フキダシや効果線を使って感情や場面を描き分けよう[PDF:14MB]
感情や場面を理解し、まんが特有の表現を使って描き分ける。
1コマ漫画を完成させよう[PDF:3MB]
まんがのテーマを理解し、想像力を働かせて感じたことを描き表す。
4コマ漫画を完成させよう[PDF:25MB]
起承転結の構成を理解し、4コマまんがを描く。
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※教育現場(授業や放課後児童クラブ、クラブ活動等)での使用又は個人での自己学習での使用に限り、誰でも無料で使用していただけます。
※上記の目的以外での使用、転載及び複製は禁止します。
この記事に関するお問い合わせ
所在地: | 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号(本庁舎5階) | |
電話: | 調整・文化芸術担当 | 088-823-9793 |
088-823-9790 | ||
国際交流担当 | 088-823-9605 | |
まんが王国土佐室 | 088-823-9711 | |
ファックス: | 088-823-9296 | |
メール: | 140201@ken.pref.kochi.lg.jp |
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