土佐茶に関すること

公開日 2020年10月07日

更新日 2024年04月24日

土佐茶のパンフレット画像

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「土佐茶」とは

    土佐茶は、高知県産の茶葉100%で作られたお茶の総称(ブランド名)で、30年程前からこの名前で呼ばれています。
  平成20年頃までは、高知県で栽培されたお茶の約7~8割は、静岡などの大きな茶市場へブレンド用の茶葉として出荷されていました。
  しかし、他県産地のブレンド用としてではなく、「土佐茶」として販売する取り組みが平成21年頃より活発化し、現在では  県外の茶市場
 への出荷は、全体の約3割程度に減少し、土佐茶ブランドとして販売される割合が大きくなっています。
 

土佐茶の魅力

  高知県内の産地の多くは、仁淀川・四万十川などの大きな河川の上流の山間部で栽培されており、温暖多雨で昼夜の気温差が大きく
 植物が養分を蓄えやすいため、お茶の品質を高めると言われています。
  また、蒸し時間が短い製法(普通煎茶)で加工されるため、一般的な煎茶(深蒸し煎茶)と違い、茶葉の形状が壊れません。そして、
 お茶を淹れた時に、茶葉が本来持っている香りを損なわず、濁りのない金色の透明なお茶になります。
  土佐茶は、この透明感のある「金色透明(きんしょくとうめい)」なお茶の色、そして、香り豊かで深い味わいが大きな魅力です。
 

「土佐茶振興協議会」について

  生産振興と販売対策の両面から生産農家をサポートすることを目的に、平成31年4月、高知県茶業振興会と土佐茶販売対策協議会が
 統合されて発足しました。
  会員は、JA、関係団体、行政機関等によって構成されており、JA高知県、JA高知市、JA土佐くろしお、高北茶業研究会、
 池川茶業研究会、安芸市、高知市、佐川町、仁淀川町、越知町、津野町、四万十町、高知県で、土佐茶の生産基盤の強化、消費宣伝、
 販売促進に取り組んでいます。
 

♪ 美味しい「水出し土佐茶」の飲み方 ♪

  水出し用のポットに茶葉10~15グラム(大さじ約2杯)と水1リットルを注ぎ、冷蔵庫で3時間程度冷やします。
  渋みが抑えられ、まろやかな味になり、急須など特別な道具がなくても美味しくつくることができます。
  ※ティーバック製品を使うと簡単にできます。 

この記事に関するお問い合わせ

高知県 農業振興部 農産物マーケティング戦略課

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