働き方改革推進キャンペーン表彰式を行いました

　高知県では、生産性の向上と、働く人の暮らしの充実を目指し、多様な人材がいきいきと働くことのできる職場環境づくりや、業務の効率化等による長時間労働の抑制、休暇取得の促進などの働き方改革を推進しています。

　その取り組みの一つとして、県内の企業や事業所、団体を対象に「働き方改革推進キャンペーン」を実施しました。

　８月の「ノー残業デー実施キャンペーン」、10月の「年次有給休暇取得キャンペーン」に参加した企業は、延べ120社！

　その中から、優良な取組を実施された３社を、12月11日に実施した「働き方改革セミナー」の中で表彰しました。

　

　株式会社高知電子計算センター　様・・・ノー残業デーの実施において、業務の進歩会議を意識的に実施してフォローし合える体制をつくることによって、残業を削減されました。別の日に残業が増えなかったことを検証している点も素晴らしく、社員の時間管理能力の向上につなげた好事例です。

　

　有限会社川田建設　様・・・ノー残業デーの実施において、各現場の書類作成などの事務作業を技術者でフォローすることで、残業の削減に成功されました。複数の業務ができる人材を育成する「多能工化」によって業務の属人化を解消した好事例です。

　

　エマージングテクノロジー株式会社　様・・・突発的な残業が発生することがある中、作業状況のヒアリング、役割分担の変更やスケジュール調整などの実施により、残業の削減に成功されました。丁寧で柔軟な進め方によって、従業員の時間管理やフォローし合う意識を向上させた好事例です。

　

（表彰企業の皆様と高知県商工労働部 副部長 栗山典久）