氏は、土佐市で「紙匠」を起業し、希少な障子紙や壁紙、版画用紙など多種多様な手漉き和紙を製造しています。原料の特性を使い分け、厚みがあっても軽くて扱いやすい上質な紙に仕上げるなど、長年培ってきた技術により、紙の用途や厚みによって漉き分けています。 　氏が製造した手漉き和紙は日本酒のラベルや祭事の提灯等に使用されるなど、土佐和紙の普及、振興に貢献しています。

◆「技のみどころ」　≪こだわり≫

　顧客ニーズに合わせて、昔ながらの手作業で、素材、色、風合い、目方等に注意しつつ、一枚一枚丁寧に心をこめて製造しています。　

◆「夢」　≪挑戦・目標≫　

　一生勉強だと思っています。日々、考え、努力してより良い品物を作っていきたいと思います。

◆「ひとこと」

　この度は、数々の素晴らしいスキルをお持ちの匠の方々と同等に「土佐の匠」認定をいただき、恐れ入ります。

◆これから「ものづくり」の道に進もうとする方へ

　何でも良いので、興味のあることにトライして、経験値を上げていくと良いと思います。途中で進路変更したとしても、決して無駄ではないし、いつかどこかで役に立つことも有ります。

 

◆◇　作業風景及び作品　◆◇

作業風景	作業風景
作業風景	作品