公開日 2024年07月03日
更新日 2024年07月03日
糖尿病が重症化すると、網膜症や腎症などの合併症を引き起こし、患者の生活の質を著しく低下させるだけでなく、医療経済的にも大きな負担となることが問題となっています。
高知県には、令和4年末現在で約2,550人の人工透析患者がおり、令和2年からの3年間で新たに透析が必要となった患者(年平均約300人)のうち、糖尿病性腎症の患者は約4割を占めています。このため、県民が地域で健康に暮らしていくためには、県内の医療関係者や保険者等が協力して糖尿病の重症化を予防する取組を進めることが重要となっています。
1 高知県糖尿病性腎症重症化予防プログラム
プログラム策定の経過
- 平成30年1月 高知県医師会・高知県糖尿病医療体制検討会議・高知県の三者で策定
- 令和元年11月 国のプログラム改定を受け、県版プログラムを改定
- 令和2年度 「糖尿病性腎症透析予防強化プログラム」を策定、モデル事業として実施
- 令和6年4月 「糖尿病性腎症透析予防強化プログラム」と統合するために改定
プログラム策定の目的
糖尿病性腎症の重症化を予防し、県民の健康増進及び医療費の適正化を図ることを目的としています。
プログラムの対象者及び介入方法
- 医療機関未受診者及び治療中断者に対し、受診勧奨及び保健指導を行います。(個別面談・個別訪問、電話、手紙送付など)
- 糖尿病で通院する患者のうち、腎症が重症化するリスクの高い者に対し、対象者の状況に応じ医療と連携した保健指導等を行います。
2 糖尿病性腎症透析予防強化プログラム
高知県糖尿病性腎症重症化予防プログラムの一部(別冊)として、急速に進行する糖尿病性腎症患者に対し、医療機関と保険者が連携して患者支援を行うことで透析導入時期の遅延を図る取組を推進しています。
3 医療提供体制に関すること
外来栄養食事指導の推進
糖尿病薬処方実態調査
この記事に関するお問い合わせ
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電話: | 企画調整担当 088-823-9666 |
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メール: | 131601@ken.pref.kochi.lg.jp |
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