公開日 2023年07月13日
更新日 2026年07月09日
たばこの健康への影響についてのQ&A

【たばこを吸うと、からだにどんな影響があるの?】
たばこを吸う人は、吸わない人と比べ、がん、心臓病、脳卒中、肺気腫、喘息、歯周病などにかかる割合やこれらの病気で亡くなる割合が高いことがわかっています。
【妊娠中の健康に、どんな影響があるの?】
たばこを吸う妊婦さんに、流産、早産、低出生体重児等などの発生が多いとの研究結果が報告されています。また、妊娠中にたばこを吸うことが、胎児の発育に悪影響を与えることも指摘されています。
【まわりの人には、どんな影響があるの?】
たばこの煙は、周りの人の健康にもよくない影響があることがわかっています。それが「受動喫煙」です。「二次喫煙」とも言われています。
涙が出たり、頭が痛くなるだけでなく、肺がんや心臓の病気で亡くなる割合が上がったり、(妊婦さん本人はたばこを吸わなくても)体重の少ない赤ちゃんが生まれる割合が上がったりといった研究結果が多く報告されています。
子どもでは喘息、気管支炎といった呼吸器の病気、赤ちゃんでは突然死との関わりも報告されています。
【人や壁から臭ってくる「たばこの臭い」も、からだに良くないの?】
壁や人からたばこの臭いがするのは、たばこの煙が壁やカーテン、衣服などに染み込んで、臭いを放出し続けているからです。臭いの放出は3~4か月間続きます。
この臭いに含まれる有害物質を吸ってしまうと、健康被害を受けてしまいます。それが「残留受動喫煙」です。「三次喫煙」とも言われます。

【たばこをやめにくいのはどうして?】
たばこには、依存性(やめたくてもやめられない、ほどほどにできない性質)があります。
その原因となる物質は、たばこの煙に含まれるニコチンです。
【子どもがたばこを吸ってはいけないのはどうして?】
未成年者の喫煙は法律で禁止されています。
たばこには依存性があり、吸い始めた年齢が低ければ低いほど、健康への悪影響が大きく現れ、依存性も強くなるという問題があります。
【煙の出ないたばこは悪影響がないの?】
「加熱式たばこ」は、たばこの葉を電気で加熱して発生するニコチンなどの成分を含むエアロゾル(とても小さい粒子と気体が混じったもの)を吸うもので、同時に発がん性物質や有害成分も発生します。 「紙巻きたばこよりも有害物質が減っている」と宣伝されていますが、「紙巻きたばこよりも病気になりにくい」とは一言も書かれていません。「有害物質の低減率」=「健康リスクの低減率」ではないのです。有害物質の発生をある程度抑制することはできても、もともとの有害化学物質は変わらず含有されているため、「加熱式たばこ」のエアロゾルには、紙巻きたばこと同様に、ニコチンをはじめ様々な有害物質が含まれており、人体に有害です。 また、「家族など周囲の人の健康への影響を考えて」という理由から選択し、使用を開始した方も増えていますが、加熱式たばこからの呼出煙(喫煙者が吸って吐き出した煙)も、喫煙者との距離によっては受動喫煙が生じる可能性があることもわかっています。
「噛みたばこ」、「嗅ぎたばこ」などについても、他のたばこと同じように、口腔がんとの関わりなど、健康によくない影響が指摘されています。
【たばこをやめたらどんな効果があるの?】
禁煙による効果は若ければ若いほど大きいものの、どの年齢であっても禁煙が遅すぎることはありません。思い立った今が、いちばんのやめどきです。
<禁煙による変化の目安>
2週間~3ヵ月後:心臓や肺の機能が改善する
1ヵ月~9ヵ月後:咳や息切れが改善する
1年後~:心臓の病気の危険性が半分になる
5年後~:脳卒中になる危険性が吸わない人と同じレベルになる
10年後~:肺がんで死亡する危険性が半分になる
【たばこをやめたい!やめられるかな?というときは?】
たばこの煙に含まれる「ニコチン」には強い依存性があり、個人の意思だけではたばこをなかなかやめることができません。禁煙にあたっては、本人の意思に加え、医師や保健師をはじめとする保健医療従事者、職場や家族の支援も必要となります。
禁煙外来(保険が使える医療機関)の受診や禁煙補助剤の利用など、自分にあった禁煙方法でチャレンジしませんか。
禁煙したいけど、どのように進めたら良いか分からない場合は、高知家健康づくり支援薬局で禁煙相談を行っていますので、お気軽にご相談ください。
詳しくはこちら→たばこをやめたいと思っている方へ[PDF:700KB]
※禁煙に保険が使える医療機関を受診する際は、事前に医療機関へご連絡ください。
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