公開日 2024年02月04日
ブレスト・アウェアネスとは、自身の乳房に関心をもつ生活習慣のことです。
自分の乳房の状態に日頃から関心をもち、乳房を意識して生活することを「ブレスト・アウェアネス」といい、これは乳がんの早期発見・診断・治療につながる、女性にとってとても重要な生活習慣です。
「ブレスト・アウェアネス」を身につけるために、以下の4つの項目を実践しましょう。
①自分の乳房の状態を知るために、日頃から自分の乳房を、見て、触って、感じる習慣をつけましょう。【自分に関心を持ちましょう】
②気をつけなければいけない乳房の変化を知りましょう。【自分の乳房のいつもの状態を知りましょう】
③乳房の変化を自覚したら、すぐに医療機関を受診しましょう。【受診をためらわないでください】
④40歳になったら、定期的に乳がん検診を受診しましょう。【早期のがんは自覚症状がありません】
まずは、入浴やシャワー、着替えの時になどに、気軽に自分の乳房の状態をセルフチェックしましょう。
「いつもと変わりないかな?」と自分の乳房を意識する時間を持つことが大事です。
自分の乳房に対する関心や意識が高まり、乳房の変化を意識する生活が習慣化され、乳房の変化があった場合にはすぐ医療機関を受診するなど適切な行動をとれるようになります。乳がん検診を定期的に受ける動機付けにもなります。
また、セルフチェックさえしていれば検診を受けなくてもよいというものではありません。
40歳以上は定期的に検診を受けることが重要です。一般的に早期のがんは自覚症状を伴わないため、検診を受けないと発見できません。早期のうちに見つけることで治る確率が格段に高くなります。
ただし、しこりや血性の乳頭分泌などの自覚症状がある場合は、放置せずに速やかに医療機関を受診してください。
乳がんは高知県の女性で最も多いがんです。
ご自身の乳房に関心を持ち、生涯を通して健康で明るく、充実した日々を過ごしましょう。
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