１　農場の概要

所在地：高知県宿毛市

飼養状況：採卵鶏（約3.2万羽）

２　経緯

（１）令和２年12 月15 日（火）、当該農場管理者から西部家畜保健衛生所に「死亡羽数の増加」との連絡がありました。

（２）同日、西部家畜保健衛生所が立入検査を行い、簡易検査を実施したところ、13羽中11 羽（死亡鶏11羽中11羽、生存鶏2羽中0羽）の陽性を確認しました。

（３）現在、中央家畜保健衛生所において、遺伝子検査を行っています。

（４）遺伝子検査の結果は、明日16日（水）午前3時00分ごろ判明の予定です。

３　高知県の対応

本日午後３時00分から、「第１回高知県高病原性鳥インフルエンザ危機管理本部会議」を開催しました。

今後の防疫措置について速やかに検討するとともに、遺伝子検査により疑似患畜と確認された場合には「高病原性鳥インフルエンザ及び低病原性鳥インフルエンザに関する特定家畜伝染病防疫指針」等に基づき、以下の措置について万全を期します。

（１）「当該農場の飼養家きんの殺処分及び焼却又は埋却」「農場から半径3km内の区域について移動制限区域の設定」「半径3kmから1km以内の区域について搬出制限区域の設定等」必要な防疫措置を迅速かつ的確に実施。

（２）移動制限区域内の農場について、速やかに発生状況確認検査を実施。

（３）感染拡大防止のため、発生農場周辺の消毒を強化し、主要道路に消毒ポイントを設置。

４　第１回高知県高病原性鳥インフルエンザ危機管理本部会議

日時：令和2年（2020年）12月15日（火） 午後3時00分から

場所：本庁舎２階 第二応接室

議題：

（１）現時点の状況について

（２）今後の県の対応について

（３）その他

本部会議資料[PDF：310KB]

５　その他

（１）現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、農家の方のプライバシーを侵害しかねないことから、厳に慎むようご協力をお願いします。特に、ヘリコプターやドローンを使用しての取材は防疫作業の妨げとなるため、厳に慎むようお願いします。

（２）今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者は根拠のない噂などにより混乱することがないよう、ご協力をお願いします。