森林土木課技術検討会を開催しました

【技術検討会の目的】

　近年、森林土木業務に占める若手職員の割合が増えており、若手職員の技術力向上が急務となっている。このため、当林業事務所では昨年度から「所属目標」に掲げ、技術研修などの取組を行っている。

 

【実施内容】

１．治山計画作成研修

　治山工事現場を設定し、現地測量を実施後、設計図面の作成、発表会を実施。

　（現地測量）　令和３年２月１６日

　　場　所：高知県立甫喜ヶ峰森林公園

　　参加者：指導職員（チーフ）２名、若手職員４名（経験２年未満）

　　測量写真[JPG：7MB]　

　　  

　（成果発表）　令和３年３月４日

　　参加者：職員１３名（内発表者４名）

　　発表１[JPG：2MB]　　　　　　　　　　　　　　

　　

　　発表２[JPG：2MB]

　　

２．積算ミス防止対策研修　　令和３年３月４日

　県内の林業事務所で発生した積算ミス事例を基に対応策の検討。

　　参加者：森林土木課職員１３名

　　講　師：チーフ

３．工事監督職員のポイント

　建設工事技術者研修会テキスト等を用いて施工計画書のチェックや工事監督職員としての注意点などのポイントを学ぶ。

　　参加者：若手職員４名

　　講　師：次長

　　研修会テキスト講義[JPG：2MB]　

　　　　

　（若手職員の感想）

　この技術検討会を通じて若手職員は、測量器械の扱い方・測量方法を習得し、治山ダムの根入れや安定計算等の諸設計基準を理解するとともに、日頃の設計積算業務や監督業務において注意するべきポイントを教わったことにより、今後担当業務を遂行するにあたっての自信がついたとのコメントがありました。