概要

高知市は、高知県全体の人口の約４７％の人口が集中しており、浦戸湾周辺では、特に行政機関や学校、病院などの公共施設が多数存在しています。

今後３０年以内に７０～８０％の確率で発生が予測される南海トラフ地震・津波に備え、地域の安全・安心を守るため、湾口防波堤と防潮堤を組み合わせた「三重防護」による対策を行っています。

高知市中心部は浦戸湾奥部に位置する地理的特性を踏まえ、以下の３ラインでの対策を進めています。

第１ライン（第一線防波堤）
内容：防波堤の延伸及び粘り強い構造への補強等を実施
効果：津波エネルギーの減衰、高知新港の港湾機能の確保

第２ライン（津波防波堤・外縁部堤防等）
内容：地盤沈降等に対応した嵩上げ、液状化対策等の実施
効果：津波の浸入や北上の防止・低減

第３ライン（内部護岸等）
内容：地盤沈降等に対応した嵩上げ、液状化対策等の実施
効果：護岸の倒壊や背後地浸水の防止等

整備イメージと進捗状況
〇各ラインの整備イメージと進捗状況は以下のとおりとなっています。
・第１ライン　第1ライン整備イメージ[PDF：220KB]　第１ライン整備進捗状況[PDF：2.29MB] 
・第２、第３ライン　第２、第３ライン整備イメージ[PDF：221KB] 第２、３ライン整備進捗状況[PDF：1.97MB]
・（参考）県事業の整備進捗状況　整備進捗状況[PDF：1.61MB]