公開日 2021年11月22日
消費者庁は、着衣着火に関する注意喚起を公表しました。
料理中のこんろの火が袖口に燃え移るなど、何らかの火源から身に着けている衣類に着火する着衣着火により毎年約100人の方が亡くなっています。そのうち8割以上が65歳以上の高齢者です。これから寒くなり、ガスこんろでの鍋料理やストーブなどの暖房機器等で火を扱う機会が増えることが予想されますが、空気の乾燥により火災が発生しやすい季節です。火を扱う際は、以下のことに注意して着衣着火を防ぎましょう。
【注意点】
○火に近づきすぎないようにしましょう。
○火力の調節とこまめな消火を心掛けましょう。
○服装に注意しましょう。袖口やすそが広がっている衣服、ストールなど垂れ下がるものは、火を扱う際には身に着けないようにしましょう。
○火の周囲にも注意してください。風が吹くような場所は、着火すると燃え広がり大変危険です。
【アドバイス】
(1)万が一、着衣着火が起きたら、脱ぐ・叩く・水をかけるなどして早急に消火してください。
(2)やけどを負った場合はすぐに水で冷やし、医療機関を受診してください。 (3)火が接しても着火しにくい防炎製品のエプロンやアームカバーなどを使うことは、着衣着火による被害の拡大を防には有効です。特に高齢者は、燃えにくい防炎製品の着用を検討しましょう。
消費者庁からの着衣着火に関する詳しいデータや対処方法等、詳しい内容は、下記の消費者庁ホームページまでアクセスをお願いします。
消費者庁ホームページ ・着衣着火に御用心!毎年約100人の方が亡くなっています! -火に近づき過ぎない!火力の調節、適切な服装で事故予防-
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_055/#wearing_clothes
この記事に関するお問い合わせ
所在地: | 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号(本庁舎5階西) |
電話: | 消費生活担当 088-823-9653 |
生活安全・犯罪被害者等支援担当 088-823-9319 | |
NPO担当 088-823-9769 | |
ファックス: | 088-823-9879 |
メール: | 141601@ken.pref.kochi.lg.jp |