関 勉（令和４年５月１２日顕彰）

世界有数の天文家として、また指導者として、天文界の第一線で活躍され、20世紀最大級の彗星である池谷・関彗星をはじめ、これまでに６つの新彗星、223の小惑星を発見（令和４年５月現在）されるなど、国内外の天文学研究者、天文観測関係者に多大な影響を与えてこられました。
また、一貫して高知県内を拠点として天体観測を行い、その成果を高知県から世界に向けて発信してこられました。あわせて、発見した小惑星に「高知」や「はりまやばし」「龍馬」等、高知県縁の地名や人名などを数多く命名し、高知県の知名度向上に寄与されました。
令和３年１１月には、社会教育の振興に関し特に顕著な功績のあった方に対し、文部科学大臣から贈られる社会教育功労者表彰を受賞されるなど、その輝かしい活躍は、高知の人々に夢と希望、勇気、感動を与えています。
この功績を県民の栄誉と喜びとしてたたえ、令和４年５月１２日に名誉県民として顕彰しました。

・事績概要[PDF：371KB]

・公告（令和４年高知県公報第10435号へリンク）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

（濵田知事と関勉氏）