高知県教員育成指標は、教育公務員特例法（昭和24年法律第１号）第22条の３第１項の規定に基づいて策定されているものです。

１ 指標策定の目的
（１）養成・採用・研修と一貫した教員の資質の向上を図るため、大学及び教育委員会等の関係機関・団体がそれぞれの役割について共通理解を図る。
（２）高知県の教員となることを目指している学生や高知県の現職教員が自らの資質を向上させていく上での目安とする。
（３）指導助言者が校長および教員に対して研修等の機会に関する情報を提供し、資質の向上に関する指導および助言を行うにあたり、内容を踏まえる。
（４）教育委員会等の関係機関・団体が現職教員に対して実施する研修について、全体として一貫したもの、整合的なものとするため、基軸となるべきものを打ち立てる。

２　学校種及び職の区分について
　学校種は共通のものとし、職の区分を、「校長」「副校長・教頭」「主幹教諭」「指導教諭」「教諭」「養護教諭」「栄養教諭」とする。

３　教諭の成長段階の設定
　「新規採用期（０～１年）」「若年前期（２～４年）」「若年後期（５～９年）」「中堅期（１０年～）」「発展期（２０年～）」とする。

高知県教員育成指標（令和６年３月）[PDF：1.44MB]