公開日 2024年02月21日
更新日 2024年02月21日
※終了しました※
学制150年企画展 第2弾 「女子医専から高知県立大学へ 開学77年の歴史」
学制発布から150年の節目を迎える本年は、公文書館において2回にわたる学制150年企画展を計画し、このたび第2弾「女子医専から高知県立大学へ 開学77年の歴史」を開催する運びとなりました。
〔企画展チラシ〕企画展「女子医専から高知県立大学へ 開学77年の歴史」チラシ[PDF:2MB]
開催期間:令和4年10月14日(金)~12月26日(月)
9時~17時
※土・日・祝は原則休館ですが、11月3日(木・祝)及び12月25日(日)は企画展を開催します。
場 所:高知県立公文書館1階展示室(高知市丸ノ内一丁目1番10号)
◆入場無料◆
展示内容の紹介
高知県立大学には、昭和24年に設立認可された高知女子大学とその前身である女子医学専門学校、女子専門学校という二つの専門学校を合わせた77年にわたる長い歴史があります。
戦災直後に開校し2年で終了した女子医学専門学校、女性の育成を視野に入れ女子高等教育の原点となった女子専門学校については、当時の様子を語ることができる卒業生が少なくなり、残された資料もほとんど存在しない状況でした。
しかしながら、関係者の方々の多大なご協力により、昭和20年前後の状況が分かり、その後に続く、四国唯一の公立大学・高知女子大学、男女共学・公立大学法人化に伴い新たなスタートを切った高知県立大学と、これまで大学が歩んで来られた77年を振り返ることができました。高知県立大学は学びの場としてどのような道のりをたどって来られたのか―文書、写真、映像等それぞれの展示資料に注目し、その変遷をご覧ください。
第1部 2年限りの女子医学専門学校と女子高等教育の原点・女子専門学校
第1部では、戦時下の医療の救急看護要員確保を目的に設立された女子医学専門学校とその後、県内で初めて女子高等教育機関となった女子専門学校に関する資料を展示し、短い歴史ながら激動の時代を生き抜いた二校の歴史を紹介します。
知事引継書
女子専門学校アルバム(個人蔵)
南海大地震発生時の防疫活動表(個人蔵)
高知県立女子医学専門学校昭和21年度入学試験問題(個人蔵)
第2部 四国唯一の公立大学・高知女子大学が目指したもの
第2部では、昭和24年に設置認可された高知女子大学が廃学問題等を乗り越え、女性の大学教育のあり方をどのようにとらえてきたのかに着目します。「高知女子大学を守る会」のノートや開学後の概況を記した資料から女性の自立や向上を目指し、地域とともにあゆんだ女子大の姿が見えてきます。
高知女子大学を守る会ノート(高知県立大学同窓会しらさぎ会所蔵)
高知女子大学を守る会規約(高知県立大学同窓会しらさぎ会所蔵)
高知短期大学要覧‐1964‐(高知県公立大学法人高知県立大学所蔵)
高知女子大学保育短期大学部記念アルバム(個人所蔵)
第3部 男女共学化・公立大学法人化の新時代
第3部では、大学改革という大きな波の中、県立の大学が果たす役割やその存在意義について県と大学の考えがどのように形になってきたのかを振り返ります。新しい県立大学の基本構想や池キャンパスの整備に関する資料を展示しています。
県立大学社会科学系学部基本構想策定委託業務(高知県立公文書館所蔵)
映像・写真コーナー
展示資料に関連した映像や大学のキャンパス風景の移り変わりを写真パネルでご覧いただけます。
企画展関連講演
※終了しました※
講演会には、多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。
「女子医専から始まる高知県立大学史」
講師 高知県立大学名誉教授 松﨑 淳子 氏
日時:令和4年11月3日(木・祝)14時~15時30分
メイン会場:高知県立公文書館2階研修室【※満席となりました】
サブ会場(テレビモニター視聴):高知県立公文書館2階閲覧室
参加費:無料
申込方法:電話・FAX・メールのいずれかで当館にお申し込みください。
〔講演会チラシ〕講演会チラシ[PDF:362KB]
この記事に関するお問い合わせ
所在地: | 〒780-0850 高知県高知市丸ノ内1丁目1番10号 |
電話: | 088-856-5024 |
ファックス: | 088-856-5014 |
メール: | 110202@ken.pref.kochi.lg.jp |
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