公開日 2023年01月27日
県民の皆さまへのメッセージ
県内の新規感染者数を見ると、県民の皆さんのご協力もあり、2週間連続して前の週と比べて6割程度に減少しており、明確な形で減少傾向に入っています。先週の土曜日からは、「県の対応の目安」のステージを判断する指標となる「病床占有率」、「直近1週間の70 歳以上の新規感染者数」のいずれもが、「対策強化(紫)」の基準を下回り、この状況が1 週間続いています。本県のみならず、全国的にも再拡大の兆しは今のところ見受けられないこともありますので、本日、「県の対応の目安」のステージを、上から3番目の「警戒強化(赤)」に1段階引き下げることとしました。「対策強化(紫)」ステージが終了することに伴い、県が行っている有症状の方への無料検査キットの配布事業は、今月31 日で終了することとします。終了後は、発熱などの症状がある場合には、検査協力医療機関で受診いただくか、ご自身で検査キットを購入して自己検査をしていただくようお願いします。その上で、陽性になりましたら、高齢者や基礎疾患のある方以外の発生届の対象とならない方は、「陽性者フォローアップセンター」に連絡していただいて、ご自身で登録いただくようご協力をお願いします。引き続き、高齢者施設などでクラスターが発生しています。また、亡くなられた方々のほとんどは、高齢者や基礎疾患をお持ちの方々という実情があります。こうした重症化リスクの高い方々については、引き続き、混雑した場所や換気が悪い場所、感染対策が十分でない施設など、リスクの高い場所への外出は控えていただくようお願いします。ワクチン接種は、発症の防止だけでなく、重症化を防ぐためにも重要ですので、まだ接種を済ませていない方は、早期に接種していただくようあらためてお願いします。本県においても、季節性インフルエンザの流行期に入り、患者数が注意報レベルを超えてる地域もあります。高齢者を対象とした、インフルエンザの定期接種の期間は、今月31 日までとなっていますので、新型コロナとの同時接種も含め、インフルエンザの予防接種も早めに行うようお勧めします。多人数での会食や高齢者などと面会する場合には、「ワクチン接種」又は「検査による陰性確認」を事前に済ませてから行うことを推奨させていただきます。安全安心を確保した上で、感染防止対策と社会経済活動を両立させていくことを引き続きお願いします。県が設置する無料の検査会場や薬局などでの無症状者を対象とした検査は、2月末まで延長しますので、多人数での会食や高齢者の方々と面会などをお考えの方は、無料検査を活用いただくよう検討をお願いします。新規感染者数は減少傾向にありますが、依然として救急の現場は消防による搬送、医療機関による治療と大変厳しい状況が続いています。今後も、こうした状況が続くことを想定し、引き続き県民の皆さんには、救急の現場への負荷ができるだけかからないよう、ご協力をお願いします。特に、冬場は心疾患や脳血管疾患のリスクが高まり、救急搬送が行われる件数も増えますので、そうした持病をお持ちの方については、健康管理に十分に注意していただきたいと思います。そして、けがや急病により、救急車を呼ぶかどうか迷われた時には、「♯7119」に相談するなど、救急車の適正利用ついて、ご協力をお願いします。感染者数は減少傾向に入っていますが、引き続き第8波の感染の波にありますので、県民の皆さんには、マスク、手洗い、消毒、部屋の換気といった基本的な感染防止対策の徹底をお願いしますとともに、ワクチン接種の励行、日々の適切な体調管理にご配慮いただきますようお願いいたします。
県内の感染状況を踏まえた対応方針、県民・事業者の皆さまへのお願い
「感染症対応の目安」におけるステージ 警戒強化(赤)(令和5年1月27日時点)
1月27日からのお願い(2月10日まで)
〇県民の皆さまへ
(1)不織布マスクの正しい着用、3密の回避、十分な換気対策、こまめな手指消毒をはじめとした基本的な感染防止対策を徹底してください。(特に重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患のある方)
(2)家庭内では、部屋の換気、共有部分の消毒、タオルや食器の共用を避けるなど、感染防止対策の徹底をお願いします。
(3)オミクロン株に対応したワクチンの接種が進んでいますが、オミクロン株のみならず、今後の変異株に対しての有効性も高いとされていますので、積極的な接種をお願いします。また、生後6か月から11歳の子どもたちについても積極的な検討をお願いします。あわせて、季節性インフルエンザワクチンについても積極的な接種をお願いします。
(4)発熱などの症状がある方は、検査協力医療機関で受診いただくか、自己検査後に「陽性者フォローアップセンター」への登録をお願いします。(抗原定性検査キットの無料配布事業は、1月31日で終了します)
(5)無症状でも感染不安のある方は、県が設置する検査会場や薬局等での無料検査を積極的に利用してください。
(6)発生届の対象外となった方や自己検査で陽性となった方は、必ず県が設置する「陽性者フォローアップセンター」への登録をお願いします。 なお、登録済みの方で薬を希望される方には、オンライン診療により自宅まで薬を配達することも出来ますので、ご利用ください。
(7)救急車を呼ぶか、病院を受診するか迷う場合には、高知家の救急医療電話「#7119」を活用してください。
(8)感染した際の自宅療養に備え、災害時と同様に、普段から食料や生活必需品などの備蓄をお願いします。
(9)発熱等の体調不良時に備え、あらかじめ薬局等で抗原定性検査キットや解熱鎮痛薬を購入しておくことを推奨します。
(10)感染者やその家族、医療従事者等に対し、誹謗中傷や差別的な行為を行わないようにしてください。
〇事業者の皆さまへ
(1)業種別ガイドライン等に基づく感染防止対策(特に、従業員のマスク着用)を徹底していただくようお願いします。
(2)従業員の体調管理を徹底し、少しでも体調が悪い場合には休暇を取得できる環境確保に努めてください。
(3)感染や濃厚接触者となった従業員の職場復帰に当たっては、医療機関等の証明書を求めないようお願いします。
1 会食について
(1)多人数での会食など、感染防止の必要性が高い場合には、参加者全員について、「3回目のワクチン接種歴の確認」又は「抗原定性検査による陰性確認(※)」をした上で、実施することを推奨します。
(2)(1)の対応が難しい場合には、可能な範囲で規模を縮小し、可能な範囲で時間を短縮することを検討いただくようお願いします。
(3)飲食店を利用する際は、できる限り「高知家あんしん会食推進の店」の認証店を利用していただくようお願いします。
(4)会話が主となる時間帯には、できる限りマスクの着用を励行するなど、飛沫感染の防止に努めてください。
(5)特に、飲酒の場などでの「献杯・返杯」や「大声での会話」、「マスクを外してのカラオケ」など、感染リスクの高い行動は、控えるようお願いします。
2 外出・移動について
(1)重症化リスクの高い方は、混雑した場所、換気の悪い場所や感染対策が十分でない施設など、感染リスクが高い場所への外出は極力控えてください。
(2)重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患のある方と接する機会がある場合など、感染防止の必要性が高い場合には、事前に「3回目のワクチン接種歴の確認」又は「抗原定性検査等による陰性確認(※)」することを推奨します。
(3)施設に入所している高齢者への面会(対面)は、極力控えてください。
(4)他県へ移動する際は、会食時の対応を含め移動先の都道府県知事が出している要請に沿って行動してください。
3 イベント等について
開催にあたっては、業種別ガイドライン等に基づく感染防止対策を徹底してください。
(1)参加人数が5,000人超かつ収容率50%超のイベント開催については、県へイベント開催の2週間前までに「感染防止安全計画」を提出してください。
(2)(1)以外は、「感染防止策チェックリスト」を作成してホームページ等で公表し、イベント終了日から1年間保管してください(県への提出は不要)。
この記事に関するお問い合わせ
所在地: | 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号 | |
電話: | 危機管理担当 | 088-823-9311 |
防災担当 | 088-823-9320 | |
情報担当 | 088-823-9339 | |
総務担当 | 088-823-9018 | |
※夜間・休日における危機事象や災害の発生など緊急の連絡については、 高知県庁の代表電話(088-823-1111)へご連絡ください。 |
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ファックス: | 088-823-9253 | |
メール: | 010101@ken.pref.kochi.lg.jp |