女性活躍推進計画アクションプラン

経緯

高知県では、平成13年度に「こうち男女共同参画プラン」を、平成15年度には「高知県男女共同参画社会づくり条例」を制定し、男女がともに人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる「男女共同参画社会」の実現に取り組んできました。

また、平成27年度に「高知県女性活躍推進計画」を策定し、子育てをしながら働く女性の支援に主軸を置いて、職業生活における女性の活躍の推進に取り組んできました。

これまでの取組の成果と今後の課題

男性の育児休業取得率や育児をしている女性の有業率の上昇など、着実な前進がみられる一方で、「男性は仕事、女性は家庭」というような固定的な性別役割分担意識が根強く存在し、女性の社会での活躍の機会を阻害する要因の一つとなっています。

また、新型コロナウィルス感染症の拡大が、全国的に非正規の女性に深刻な影響を与え、女性の経済的基盤の脆弱性などの課題が改めて浮き彫りになりました。

アクションプランの策定

50歳時未婚率の上昇をはじめ、女性のライフスタイルが多様化しているなか、女性の経済的基盤の確立は、ますます重要になっています。 また、地域の持続的な成長による活力ある社会を実現するためには、女性をはじめ誰もが自分らしく、その個性や能力を発揮し、活躍できる環境づくりが必要です。
このように、女性の活躍は、これからの社会において極めて重要かつ不可欠なテーマであることから、働くことを希望するすべての女性の活躍を推進するため、「高知県女性活躍推進計画アクションプラン」を新たに策定し、各分野における施策をさらに強化することとします。
このアクションプランの実行により、女性が自らの希望や意思に基づいて人生を選択し、その個性や能力を最大限に伸ばして、いきいきと活躍し続けられる、「日本一女性が活躍できる高知県」を目指します。

女性活躍ｱｸｼｮﾝﾌﾟﾗﾝ概要[PDF：280KB]

高知県女性活躍推進計画アクションプラン全文[PDF：1MB]