高知県獣医師養成確保修学資金（以下「修学資金」という。）給付事業は、私立及び国公立獣医系大学の協力のもと、高知県庁の獣医師職員として、畜産の振興や家畜伝染病の予防又は家畜衛生の向上等に関する業務に従事することを目指す県内の高校生等に対して修学資金を給付し、将来の高知県獣医師職員の養成を図ることを目的とします。この事業は平成27年度から実施しており、令和５年度も若干名の高校生等を募集します。
 

■ 修学資金制度の概要

（１）高知県が修学資金給付を希望する高校生等を募集し、県の選考資金（以下｢県選考試験｣という。）により合格者を決定した上で、希望する私立又は国公立獣医系大学（以下「希望大学」という。）に推薦

（２）県選考試験合格者は、希望大学が実施する地域枠選抜入試を受験

（３）大学に合格した者には、公益社団法人中央畜産会から修学資金を給付

　　※①高校３年次等に大学の入学手続時に納入する費用

　　　②獣医学生時（大学１～６学年の６年間）に修学資金を給付（私立大学の場合、月額18万円、国公立大学の場合、月額10万円）

（４）大学卒業後は、高知県獣医師職員として、家畜保健衛生所等で業務に従事

（５）高知県獣医師職員として、私立大学の場合10年間。国公立大学の場合９年間従事すること。この期間に満たなかった場合などは、既に給付された修学資金及び加算金を返還しなければなりません。

■ 募集人員

　若干名

■ 進学先対象大学

　（私立大学）麻布大学、北里大学、日本獣医生命科学大学、日本大学、酪農学園大学

　（国公立大学）大阪公立大学、東京農工大学

■ 出願資格

・次の（１）から（４）まですべてを満たす者

（１）県内の高等学校を令和６年３月卒業見込みの者（酪農学園大学及び大阪公立大学は令和５年３月に卒業した者も可）

（２）「令和５年度　各大学の地域枠に係る高校生等の選考基準等について」に記載されている希望大学の出願資格を満たし、希望大学に合格する程度の学力を有する者

　　※学力試験（模擬試験等）の成績票を確認する場合があります。

　　※各大学の募集要項は昨年度実績等を踏まえた見込みのものを含みます。詳細は各大学の募集要項をご確認ください。

（３）県選考試験に合格した場合は、必ず大学選抜入試を受験し、合格した場合必ず入学する者

（４）大学卒業後、高知県獣医師職員として家畜衛生業務等の従事を希望する者

■ 申請方法・募集期間

・申請書類を令和５年９月８日（金）までに提出してください。（募集は終了しています。）

■ 申込状況（確定）

・申込者数　５名（令和５年９月８日午後５時現在）

■ 県選考試験

・試験日　：令和５年10月１日（日）

・試験場所：高知県庁内（応募者に対し、別途連絡します。）

・試験内容：小論文及び面接

・合格発表：令和５年10月13日（金）までに県選考試験受験者に対し、合否を通知します。なお、合格者には合格証が交付され、県は合格者を大学選抜入試対象者として各大学に推薦します。

■ 大学選抜入試

・出願期間等

　各大学の出願期間等については、「令和５年度　各大学の地域枠に係る高校生等の選考基準等について」を参照してください。
　県選考試験合格者は、各大学の入試手続等に基づき、期日までに手続を行ってください。

・入学手続

　合格者は、各大学の規定等に基づき入学手続を行ってください。

■注意事項

　修学資金の給付の決定をもって、将来、獣医師として高知県職員に採用することを約束するものではありません。採用には高知県職員の採用試験に合格することが必要です。

　なお、次の事項のいずれかに該当した場合、既に給付された修学資金及び加算金を返還しなければなりません。

（１）中央畜産会との契約が解除されたとき

（２）獣医師国家試験の受験資格を取得した日から２年以内に獣医師免許を取得しなかったとき

（３）獣医師免許を取得後、やむを得ない場合を除き、１年以内に高知県獣医師職員として就業しなかったとき

（４）高知県獣医師職員として、私立大学の場合10年間、国公立大学の場合９年間従事しなかったとき

■令和５年度高知県獣医師養成確保修学資金（高校生等対象）募集要項について

・下記の募集要項と概要版のPDFファイルをダウンロードできます。

令和５年度　高知県獣医師養成確保修学資金給付事業（高校生等対象）募集要項[PDF：112KB]

（様式１）志願書[PDF：56KB]

（様式２）自己推薦書[PDF：26KB]

令和５年度　各大学の地域枠に係る高校生等の選考基準について[PDF：853KB]

 ※各大学の募集要項は昨年度実績等を踏まえた見込みのものを含みます。詳細は各大学の募集要項をご確認ください。