公開日 2023年11月06日
令和5年9月28日、南国市立十市小学校で、当所が作成した啓発冊子『えほんでしろう!きこうのへんか』を教材にした『生活』の授業が行われました。1年2組 27名の子どもたちが、元気いっぱいで勉強した様子を紹介します。
まず始めに、担任の澤村先生が啓発冊子の冒頭部分を読んで、地球が暑くなっていること(温暖化)、そのために熱中症になる人が増えてきていることを伝えました。先生が「熱中症になると、どうなるかな?」と聞くと、「頭がクラクラする」「のどがカラカラになる」「しんどくなる」などの答えが返ってきました。そして、熱中症は命を落とすこともある危ないものだということを学びました。
次に、熱中症にならないために自分でできることを手を上げて発表しました。「帽子を被って遊ぶ。」「暑い所で遊ぶなら、こまめに水分をとる。」「水を飲んで涼しい所で休んでから、また外に出る。」「アイスリングを首に掛ける。」など、とてもしっかりとした意見がたくさん出されました。
続いて先生が、啓発冊子を使って地球温暖化がもたらす熱中症以外の困りごとを紹介し、『温暖化クイズ』を出題。子どもたちは、元気に手を上げてクイズに回答し、楽しみながら温暖化の影響や適応策を学びました。
最後は、今日の授業で分かったことや気づいたことの発表です。
「今日は、地球温暖化と熱中症がこんなに恐ろしいことだとわかりました。今度から気をつけたいことは、水をこまめに飲んだり、日傘をさしたり、暑い場所で遊ばないことです。」「温暖化が進むと熱中症が増えたり、病気になるんだなと思いました。虫除けスプレーや蚊取り線香を使います。」「地球温暖化は、動物たちの元気をなくすんだと分かりました。」などの学びが披露されました。
『地球温暖化』という言葉を初めて知った子どもが多い中、その影響に対し、自分たちで出来ることや気をつけなければならないことを一人一人が一生懸命考え、発表している姿が印象的でした。
今回の授業のように、この啓発冊子が子ども達の地球温暖化による様々な影響やその対応策について考える契機になること、学びの一助になることを期待します。
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