土佐西南大規模公園は、広域の総合的なレクリエーション需要に対応するため、昭和４７年４月に旧中村市（現四万十市）、旧佐賀町（現黒潮町）、旧大方町（現黒潮町）にわたる３地区で都市計画決定を行った公園です。

都市計画決定後は、順次、県が公園の整備を進めており、現在では、各地区に特徴ある施設を整備し、幡多地域を中心としたレクリエーション拠点として利用されています。

しかしながら、３地区の公園の整備は、社会経済情勢の変化や厳しい財政状況により、長期未整備の区域も存在しています。一方で、幡多地域においては、未整備の公園施設と類似機能を有する施設が整備されたことにより本公園で計画していた施設の代替機能は確保されている状況であり、公園需要も減少が想定されているところです。

こうしたことから、社会経済情勢の変化や未整備区域における公園施設の必要性の評価結果を踏まえ、公園事業の適正化を図るため、土佐西南大規模公園の一部区域を除外する都市計画の変更を行ったものです。