1 委託先

　株式会社エヌ・ティ・ティ・データ四国

2 委託業務の内容

　高知県では、事業管理システム、業者管理システム、用地管理システム、土木積算システムの公共事業に関する執行支援システムを平成８年度から運用しており、平成22 年度からは電子入札システムの運用を開始した。
　その後、平成28年～29年に土木行政総合情報システムを再構築し、平成30年より運用を開始している。
　運用開始後、システムの進展に伴う環境変化により３度のシステム再構築を実施しているが、機能不足や業務効率の低下を招く部分もあり、また、システムOS のサポート期限切れへの対応など、将来に向けた最適なシステム運用の検討を行う必要がある。
　このことから、現行業務・現行システムのドキュメント整備を行うとともに本システムの運用を明確にし、本システムの運用にあたり必要となる事項を整理し、システムの安定稼働と品質向上を目的とする。

3 委託金額、契約日

　59,950,000円（消費税額及び地方消費税額含む）、令和６年４月１日

4 委託期間

　令和６年４月１日から令和７年３月31日

5 随意契約の理由

　地方自治法施行令第167条の２第１項第2号に該当・契約事務の適正化要綱第２の１の（２）のスに該当

　高知県土木行政総合情報システムは、予算管理システム、執行管理システム、電子入札システム、業者管理システム、用地管理システム、土木積算システム、切盛流用システム、災害査定システム、入札参加資格申請システム、業者照会システムのサブシステムにより構成され、各サブシステムが相互連携することにより、公共事業の一連の事務処理を効率的に行う統合型のシステムである。また、サブシステムのうち、執行管理システム、業者管理システム、用地管理システム、土木積算システムについては、(株)エヌ・ティ・ティ・データ四国（以下「NTTD」という。）のパッケージソフトを高知県用にカスタマイズ開発したものであり、パッケージ部分の著作権はNTTDが保有している。
　各サブシステムは、パッケージ部分を有する執行管理システムと相互に連携することから、本システムの機能環境維持管理委託業務の相手先は、パッケージ部分の著作権を有しているNTTD以外にない。