公開日 2024年05月31日
みなさん、「土木」と聞いてどのようなイメージを持ちますか??
昔は「きつい」「危ない」「きたない」の3Kと言われていました…
ですが、現在では「給与」「休暇」「希望」という明るい新3Kを目指し、魅力ある産業へと変わってきております!
今回はそんな魅力ある土木を勉強していくとともに、将来「土木という選択肢」があることを知っていただきたいと考え令和6年5月29日に伊野南中学校を訪問し、全校生徒を対象に各学年に分かれ出前授業を開催しました!
全学年共通で1時間目に座学を行い、2時間目に実際に土木現場で使われている機器を使ってもらう体験学習を行いました。そのときの各学年の様子をご紹介します。
まずは、1年生から
1時間目の座学では南海トラフ地震について勉強を行いました。
地震が起こるとどのようなことが起こるのか…
地震速報がなった際の対応は…
地震が来る前に出来ることはないか…
など地震が「来る前の備え」「来た際の避難」「来た後の対応」の勉強を行いました。
その後、南海トラフ地震対策告発ドラマを見てもらい、震災前後の様子を知ってもらいました。
2時間目はグラウンドに移動しミニバックホウの試乗体験を行いました。
天候にも恵まれ、晴天の下の試乗体験となりました。
カラーボールをすくい、移動させるというものでしたが、皆さん上手に移動させていました。
次に2年生です。
1時間目の座学では建設業の概要説明を行いました。
建設業の役割・重要性を勉強した上で、いの町にある「八田堰」「仁淀川橋」といった身近な構造物から土木の歴史について勉強しました。
また当事務所で現在施工している「天神ヶ谷川の治水対策」「県道土佐伊野線の交通安全対策工事」「宇佐漁港海岸の地震津波対策工事」の概要説明と工事の目的について説明しました。
2時間目は体育館に移動しドローンの操縦体験を行いました。
皆さんゲーム感覚でわいわいとドローンを操縦してました。
コーンの間の円を二つ通るコースでしたが、自分から遠い奥のコーンを通すのが難しく上手に通した人には歓声や拍手などが起こっており楽しそうでした。
最後に3年生です。
1時間目は土木と災害についてを学びました。
土木工事の仕組みや目的について勉強し、現在土木で進めているICT化について勉強を行いました。
その後備蓄品でビンゴカードを作り、ビンゴゲームを行ったり、物干し竿と毛布を使った応急担架を作ったりと賑やかに作業を行いながら勉強をしてました。
2時間目は外に移動し、1時間目に勉強したICTを活用した測量機器に触れました。
iPadのリーダー機能で自分自身の3Dモデルを作成したり、事前に撮影した校舎の3Dモデルを利用したVR技術など最先端の技術を体験しました。
自分たちが過ごしている校舎をVR空間で見れ、移動できることに感嘆の声が上がっていました。
今回の出前授業をきっかけに生徒たちが土木について少しでも興味を持ってもらえたり知ってもらえるとうれしく思います。
また、出前授業の実施にあたり、ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
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