公開日 2024年07月08日
更新日 2024年08月13日
企画展「地域を支える保健活動 ー保健婦駐在制とその後ー」開催
高知県では、昭和23年から平成9年まで保健婦※を全ての市町村に駐在させる「保健婦駐在制度」を採用していました。社会生活や疾病構造が変化する中、長期にわたり駐在制を継続した事例は全国的にも注目を集め、戦後の公衆衛生を支える基盤となりました。やがて地域保健体制の見直しとともに制度は廃止され、保健行政の変革が行われます。
本企画展では、戦後の公衆衛生を支えた高知県の保健婦駐在制とその後の保健行政の変遷について実態を追っていきます。
駐在保健婦に関する文書、写真、物品等の展示を通して、当時の保健活動の実態を紹介します。
また、昭和36年に高知県が企画し、制作した貴重な16mmフィルム映画「黒い鞄とともに」を展示室にてご覧いただけます。
※平成13年の法律改正により、「保健師」に統一されましたが、本企画展では当時の名称を使用しています。
開催期間:令和6年8月13日(火)~令和7年2月14日(金)
9時~17時
※土・日・祝日は休館
ただし、8月25日(日)、9月15日(日)、10月27日(日)
令和7年2月9日(日)は開催予定
場 所:県立公文書館 1階 展示室
( 高知市丸ノ内1-1-10)
入 場 料:無料
昭和35年スクーター贈呈式(県庁仮庁舎正門前)
企画展関連行事
講演「保健婦駐在制とその後の地域保健行政の変革」
令和6年10月27日(日)午後2時~4時 公文書館2階研修室
医療法人須藤会土佐病院 参与 脇節子氏にお越しいただき、講演会を開催します。
保健婦駐在制時代、そして制度廃止後の転換期について、元高知県保健師の脇氏よりご講演いただきます。
入場無料、事前申し込み不要です。直接公文書館へお越しください。
この記事に関するお問い合わせ
所在地: | 〒780-0850 高知県高知市丸ノ内1丁目1番10号 |
電話: | 088-856-5024 |
ファックス: | 088-856-5014 |
メール: | 110202@ken.pref.kochi.lg.jp |
PDFの閲覧にはAdobe社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。
Adobe Acrobat Readerダウンロード