１　協定の概要

　災害時において、避難生活等によるストレスを要因とする、被災者・要配慮者等の生活不活発病等や災害関連死を防ぐためには、リハビリテーション医学・医療の視点から関連専門職が組織的に展開し、早期自立生活の再建・復興を支援する取り組みが重要とされています。

　近い将来に発生することが予測されている南海トラフ地震をはじめとする災害が、県内外で発生した場合に、被災者・要配慮者等へリハビリテーション支援活動が速やかにできるよう、高知県災害リハビリテーション連絡協議会（KORAT：高知JRAT）と協定を締結しました。

 

【支援内容】

(１)　避難所、避難場所及び支援対象者宅等の環境アセスメント並びに改善に関する対応及び提案
(２)　支援対象者に係るリハビリテーション適応に対する評価（リハビリテーショントリアージ）及び情報収集
(３)　支援対象者の災害関連死、生活不活発病等を予防するための活動、理学療法、作業療法及び言語聴覚療法を 　　　中心とした個別的・集団的リハビリテーション支援活動
(４)　リハビリテーション医療器材（福祉用具、補装具、自助具等）の評価及び提供に関する対応
(５)　前各号に掲げるもののほか、必要と認められる支援活動

 

２　協定締結式

・日時

令和６年10月16日 13時30分から14時00分

・会場

高知県庁本庁舎２階 第一応接室

・出席者

KORAT：代表　医療法人野波会　高知病院　整形外科　永野　靖典　ほか

高知県：健康政策部　部長　中嶋　真琴　ほか
 

３　協定文書

災害時のリハビリテーション支援活動に関する協定書(電子データ版）[PDF：111KB]