消費者庁は、リチウムイオン電池使用製品の取扱いに関する注意喚起を公表しました。

これからの寒い時期に使われる暖をとるための製品に、リチウムイオン電池が使われることがあります。

リチウムイオン電池は熱や衝撃に弱いといった性質があり、その取扱いを誤ると、発煙・発火・過熱に伴う火災事故等が起こる場合がありますので、以下の点に注意しましょう。

（１）取扱説明書に記載の事項など、メーカー等の指示に従うこと。

（２）リチウムイオン電池使用製品に強い衝撃や圧力を加えないこと。また、損傷したものや異常が生じたものは絶対に使用しないこと。

（３）充電は、なるべく製品の様子が確認できる時間と安全な場所で行い、充電が完了したらプラグを抜くこと。また、充電コネクタの破損や異物の付着にも注意すること。

（４）製品に推奨されている充電器やリチウムイオンバッテリーを使用すること。改造されたものは絶対に使用しないこと。

（５）製品を安全な場所で使用・保管すること。

（６）購入前に製品の安全性を考えること。

（７）製品のリコール情報を確認すること。

（８）リチウムイオン電池は、正しくリサイクル・廃棄すること。

（９）公共交通機関での事故を避けるため、持込規則を確認して、それに従うこと。

【消費者庁公表資料】リチウムイオン電池使用製品のトリセツ ― 暖をとる製品にもリチウムイオン電池が使われています！ ―[PDF：1.8MB]