高知県いじめ防止基本方針の改定について

　いじめは、いじめを受けた子どもたちの教育を受ける権利を奪い、子どもたちの心と身体の成長や、一人の人間となる成長過程に大きな影響を与えるものです。また場合によっては、いじめられた子どもの生命や身体に重大に危険を生じさせる恐れもあります。

　高知県は、「いじめ防止対策推進法」の施行と、国の「いじめの防止等のための基本方針」（以下「いじめ防止基本方針」という。）の策定に基づき、いじめ防止等の取組について県・市町村・学校・地域住民・家庭その他関係者が連携しながら、それぞれが主体的・積極的に取り組むよう、平成26年に「高知県いじめ防止基本方針」を策定しました。

　その後、国の「いじめ防止基本方針」の改定に伴い、それまでの高知県のいじめ防止対策の検証と総括を踏まえたうえで、平成29年10月に、いじめ防止等のために件が実施する取組・施策を示した一次改定を行いました。

　今回の二次改定では、令和４年に「生徒指導提要」改訂されたこと、令和６年に「こども基本法」が成立したことを踏まえて、いじめをしない、させない取組だけでなく、いじめを生まない環境づくりやいじめを許さない子どもを育てることを目指し、県が行うこと、学校が行うことについても示しました。

　また、子どもたちにもいじめについて自分事として考えてほしいという願いから、高校生からの意見も反映しました。
　

高知県いじめ防止基本方針（令和６年12月改定）

・高知県いじめ防止基本方針（改定版）[PDF：486KB]

参考資料
・高知県いじめ防止基本方針の改定について（概要版）[PDF：271KB]

 

高知県いじめ防止基本方針の一次改定（平成29年10月）について

・高知県いじめ防止基本方針一次改定時の画面