公開日 2025年04月01日
「ごめんケンカシャモ」のブランド化の取り組み(南国市/物部川ブロック)
1 企業組合ごめんシャモ研究会の概要
平成20年の春に「南国市を元気にしたい」「子どもたちに誇れる街にしたい」との思いで、市内の有志6名が集まり活動をスタートし、翌年7月「ごめんシャモ研究会」が発足しました。
南国市内の農家の協力を得て、農家から出る野菜屑や飼料米などを餌に配合し、「農家の庭先から始まる生産循環システム」を目指して、シャモの生産を始めました。平成22年には「第6回彩の国全国鍋合戦」に初めて参加し見事、初優勝を飾りました。
【ごめんシャモ研究会の皆さん】
平成23年度に高知県産業振興計画の物部川地域アクションプランに位置づけられ、県、市も一丸となって「ごめんケンカシャモ」のブランド化を目指すことになります。企業組合となったのは翌24年度のことです。
2 「ごめんケンカシャモ」のブランド化の取り組み
事業実施主体である企業組合ごめんシャモ研究会では、坂本龍馬の逸話を生かした「シャモ鍋」等の新たなメニューを創出し、イベントでの販売や加工品販売により、県内外に向けてご当地グルメとして情報発信を行っています。
また、「ごめんケンカシャモ」の飼育・安定供給体制を整備し、トレーサビリティの確立による高付加価値化を図ることで、ブランド鶏肉としての外商も行っています。
これらの活動を通して、「ごめんケンカシャモ」を知ってもらい、南国市を訪れてもらう「地産来消」を目指しています。
3 これまでの取り組みと課題
企業組合ごめんシャモ研究会では、これまで県の産業振興推進総合支援事業費補助金や、市からの支援を活用しながら、シャモ鍋セットの開発、飼育施設の整備、パッケージデザイン等を行ってきました。
生産においては、平成25年度以降、孵卵器や貯卵庫といった孵化設備を始め、自動給水器等の飼育設備を整備し、市内にある高知農業高校とも連携して飼育しています。平成29年度には食鳥処理施設を整備し、孵化から飼育、解体、販売までを一貫して行える体制を整えました。
販売においては、従来のシャモ鍋セット、シャモスキに加え、令和元年度にはシャモ焼きセットを開発し、直売を行っているほか、平成27年度に高知市にあるひろめ市場へ直営店「軍鶏伝」をオープンし、県内外のお客様にシャモ肉を使ったメニューを多数提供して、シャモのファンを増やしてきました。
しかし、新型コロナウイルス感染症の発生以降、県内外問わず販売が減少し、生産においても、餌の与えすぎや夏の猛暑などの影響により孵化率が低下、生産数も減少しました。令和5年度から畜産試験場などの協力を得ながら、徐々に回復を目指しています。
【「ごめんケンカシャモ」】
4 今後の取り組み
今後は、具体的な販売計画とそれに見合った生産計画を作成し、その計画に沿って安定的に商品を供給できる体制を確立していきます。それにより、必要な商品在庫を確保し顧客からの要望に応えることで、顧客の信頼を得て売り上げ増加につなげて行くことができると考えています。
また、併せて組織体制の安定化などにも取り組んで行く予定です。
5 地域支援企画員の活動内容
これらの取り組みは物部川地域アクションプランに位置付けられており、物部川地域本部は事業者や南国市、県の関係課と連携し、「ごめんケンカシャモ」のブランド化に取り組んでいます。
物部川地域本部ではこれまでも、毎月の定例会への参画を通じて、生産体制の安定化に向けた生産記録のデータ化、高知県産業振興推進総合支援事業費補助金の活用、高知県産業振興アドバイザーの派遣等を行ってきました。また、昨年度は、企業組合の支援機関である中小企業団体中央会と協力し、経営計画の策定支援を行いました。現在は、この経営計画に沿って安定的な経営を目指すため、進捗管理などの役割を担っています。
これからも、南国市役所に駐在している地域支援企画員として事業者の思いや考えを聞き取りながら関係機関とともに、地域の活性化に全力で取り組んでいきます。
この記事に関するお問い合わせ
南国市地域支援企画員 電話:088-864-6320
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