公開日 2025年04月04日
高知県内では森林資源の成熟により、12齢級以上のスギ・ヒノキの人工林が増加し、年々大径材の占める割合が増加しています。
県内の製材品生産量の大半を占める中・大規模製材工場では、中径材から角材を生産することを中心とした機械設備となっているため、大径材の原木生産量に対して、その利用が進まず、特にスギの大径材は、住宅の柱材などの生産に適した中径材と比較し、低い価格で流通しています。
一方、大径材からは、梁・桁などの断面寸法の大きな製材品が生産できることから、非住宅建築物への活用、また、昨今の円安などによる外材の高騰を受け、その代替品や輸出品としての利用拡大が期待されます。
このため、県では、学識経験者や県内製材事業者などの関係者で構成する「大径材利用戦略策定会議」を設置し、今後増大する大径材資源の利用拡大や付加価値を高めるための将来的な施設整備や製品開発、販売促進などの方向性を示す「大径材利用戦略」を策定しました。
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