食中毒ーアニサキス

公開日 2022年12月01日

アニサキスによる食中毒(アニサキス症)の特徴


アニサキス幼虫が寄生している生鮮魚介類を生(不十分な冷凍又は加熱のものを含む)で食べることで起きる食中毒で、近年多数の事例が発生しています。

アニサキス幼虫は、寄生している魚介類が死亡し、時間が経過すると内臓から筋肉に移動することが知られています。
 

~ アニサキス食中毒の予防のポイント ~

・魚を購入する際は新鮮な魚を選び、購入後は速やかに内臓を取り除くこと

・内臓を生で食べないこと

目視で確認して、アニサキス幼虫を除去すること

冷凍-20℃で24時間以上)または加熱70℃以上、または60℃なら1分

※ 一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびを付けても、アニサキス幼虫は死滅しません。

 

〈関連リンク〉

アニサキスによる食中毒を予防しましょう (mhlw.go.jp)

 

アニサキスによる食中毒について

原因食品

アニサキス幼虫が寄生した生鮮魚介類

サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカ等での発生事例が知られています。

症状・潜伏期間

アニサキス幼虫が寄生している生鮮魚介類を生(不十分な冷凍又は加熱のものを含みます)で食べることで、 アニサキス幼虫が胃壁や腸壁に刺入して食中毒(アニサキス症)を引き起こします。

◆ 急性胃アニサキス症  
  食後数時間後から十数時間後に、みぞおちの激しい痛み、悪心、嘔吐を生じます。

◆ 急性腸アニサキス症
  食後十数時間後から数日後に、激しい下腹部痛、腹膜炎症状を生じます。

 

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