公開日 2024年02月21日
更新日 2025年04月01日
牛海綿状脳症(BSE)の検査状況について
平成13年に日本国内で初のBSE感染牛が確認されて以降、全国の食肉衛生検査所では、と畜場で処理される全ての牛についてBSEスクリーニング検査(以下「BSE検査」という。)を実施してきましたが、BSE発生リスクの低下に伴い、定期的に国内のBSE対策の見直しがなされ、BSEスクリーニング検査の対象となる牛の月齢が、平成25年4月1日より21か月齢以上から30か月齢超に、また、同年7月1日より48か月齢超に変更されました。さらに、平成29年4月1日より48か月齢超の健康牛のBSE検査は廃止されました。なお、24か月齢以上の牛のうち、生体検査において神経症状等を示すものについては、平成29年4月以降も引き続きBSEスクリーニング検査の対象となっていました。
日本では、平成14年1月生まれの牛を最後に、15年にわたりBSEの発生は確認されておらず、
平成25年5月、日本はOIE国際獣疫事務局から、BSEの「リスクが無視できる国」に認定されています。
その状況を受けて国の防疫指針が改正され、令和6年4月1日からは生体検査において96ヶ月齢以上の一般的な死亡牛は検査廃止とし、神経症状等を示すものは、疾病鑑別の観点から月齢に関わらずBSEスクリーニング検査の実施が必要になりました。
※ 検査対象牛
- 平成13年~25年6月:全頭
- 平成25年7月~29年3月:48か月齢以上、又は24か月齢以上で神経症状等を有する牛
- 平成29年4月~:24か月齢以上で神経症状等を有する牛
- 令和6年4月~:神経症状等を有する全ての牛
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