公開日 2009年04月01日
更新日 2014年03月16日
山のみち地域づくり交付金事業(旧緑資源幹線林道)
この事業は、昭和48年度から全国で7地域を対象に着手され、四国西南山地大規模林業圏はそのうちの一つです。
四国西南山地大規模林業圏は、高知県の中西部17市町村と愛媛県の南部11市町とからなる区域で、その総面積は四国の約3分の1を占め、広大な森林資源を擁しています。 この地域において、林業・林産業の振興を中心とした総合的な地域振興を推進するため、その根幹となる緑資源幹線林業を緑資源機構が事業主体で平成19年度まで開設してきました。 平成20年度からは、山のみち地域づくり交付金事業と事業名を変更し、高知県が事業主体となり幹線林道を開設していきます。
高知県関係では、これまで(1)東津野・城川線(高知県、愛媛県)、(2)小田・池川線(高知県、愛媛県)、(3)清水・東津野線、(4)池川・吾北線と順次着工してきました。そのうち、東津野・城川線(41.9km)は、平成8年度に全国で初めて路線完成しました。
その結果、当林道と公道(国道、県道、町道)が交差し連絡線形になり、又、林道、作業道が派生し、路網ネットワークが構成されました。林業生産基幹道路としてはもちろん、生活道路として利用でき、又、檮原町横貝地区の畜産物流通、天狗高原県立自然公園へのアクセス道などに役立っています。
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