宿毛湾港港湾計画の概要

公開日 2024年02月05日

改訂の背景及び狙い

 

 宿毛湾港は、四国西南地域の地域開発を誘導する港湾として、昭和61年の重要港湾指定以来、工業流通団地の造成や大型岸壁等の港湾整備を進めてきた。
 四国西南地域は、四国と九州を結ぶ位置にあることや、四万十川などの観光資源を有するこなどの特性を活かした発展が期待されており、宿毛湾港においても、広域交流ネットワークの形成や地域の活性化に資する空間の形成などが要請されている。
 今般、目標年次を概ね平成20年代半ばとし、以下の狙いのもとに港湾計画の改訂を行う。

  1.  四国と九州を結ぶ産業の支援港として、宿毛市池島地区にフェリー中継基地を設け、広域交流ネットワーク拠点の形成を図る。また、大月町白浜地区において、石材等の流通拠点の形成を図る。
  2.  宿毛市片島地区において再開発を行い、観光レクリエーション拠点と防災拠点の形成を図る。また、池島地区においても、観光ネットワーク形成に対応する。

 

主な計画内容 〔主な港湾施設〕

 

(1)四国と九州を結ぶ産業の支援港の形成

池島地区:フェリー中継基地の形成
 佐伯~宿毛間既存フェリーと宿毛~高知・大阪間新規フェリーとの連携

7.5m岸壁 1バース
池島第一・二防波堤 300m
(680mのうち)

池島地区:生産流通拠点の形成
 工業団地への養殖飼料や資源循環型産業の立地と物流拠点の形成

-13m岸壁 1バース
池島第一・二防波堤 680m

白浜地区:流通拠点の形成
 砂岩、砂、石材等の建設資材の物流拠点の形成

-10m岸壁 1バース
-5.5m岸壁 2バース
白浜防波堤 400m

 

(2)観光レクリエーション・防災拠点の形成

 

片島地区:再開発による交流拠点形成
 観光や海洋レジャー基地機能の強化と防災拠点の形成

観光拠点としてのイベント広場
釣り用渡船だまりの確保
-5.5m岸壁の耐震強化

池島地区:大型旅客船寄港への対応

-13m岸壁 1バース

 

宿毛湾港けい留施設名一覧表

 

宿毛湾港係留施設一覧
地区名 施設名 管理者 水深(m) 長さ(m) 備 考
池 島 池島岸壁(-13)

-13.0(-10.0)

260

( )書きは暫定水深
池島岸壁(-7.5)

-7.5

130

 
池島岸壁(-4.5)

-4.5

140

 
池島物揚場(2)

-3.0

210

 
池島物揚場(3)

-4.0

100

 
池島物揚場

-2.0

40

 
丸 島 丸島第2岸壁

-6.0

105

 
丸島第1岸壁

-4.5

180

 
丸島物揚場

-2.0

250

 
片 島 片島第2岸壁

-6.0

105

 
片島岸壁

-5.0

160

 
丸島埋立物揚場

-4.0

143

 
片島物揚場(-4M)

-4.0

112

 
片島第1物揚場

-3.0

344

 
片島第2物揚場

-3.0

120

 
片島物揚場(-3M)

-3.0

60

 
片島第5物揚場

-2.0

60

 
立田ドルフィン

民間

-6.0

95

 
宿毛桟橋

-4.0

80

 
新 田 新田物揚場(-2)

-2.0

360

 
大 島 大島岸壁

-4.5

240

 

大島物揚場

-3.0

150

 
大島第2物揚場

-3.0

90

 
小筑紫 小筑紫岸壁

-4.5

180

 
間口物揚場

-3.0

407

 
七日島物揚場

-3.0

55

 
大海物揚場

-2.0

110

 
白 浜 白浜物揚場

-2.0

50

 


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この記事に関するお問い合わせ

高知県 土木部 港湾・海岸課

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電話: 港湾管理担当 088-823-9883
海岸管理調整担当 088-823-9886
計画担当 088-823-9885
港湾建設担当 088-823-9884
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