未曾有の被害をもたらした東日本大震災の発生から約七ヶ月が経過します。県では、地震発生直後の3月14日から9月30日までの間、義援金を募りましたところ、県民の皆さまや企業、団体から3,486件お寄せいただき、その総額は2億7,012万3,644円となりました。

　多くのご支援に対しまして、心から御礼申し上げます。

　義援金の配分につきましては、4月25日に、国の義援金配分割合決定委員会で決定された一次配分の考え方を参考に、特に甚大な被害を受けた福島県に4,000万円、宮城県に2,500万円、岩手県に1,500万円、合計8,000万円をお届けいたしました。

　6月21日には、二次配分といたしまして、国の第二回義援金配分割合決定員会の考え方に基づき、宮城県に6,500万円、福島県に3,000万円、岩手県に1,500万円、茨城県に850万円、千葉県に300万円、栃木県に150万円、青森県に100万円、合計1億2,400万円をお届けいたしました。

　最後となります今回の配分につきましても、二次配分と同様に、死亡・行方不明の方と、住宅の全壊・全焼の世帯及び福島第一原子力発電所の計画区域・計画的避難区域等の避難世帯がそれぞれ1ポイント、住宅の半壊・半焼の世帯が0.5ポイントと、被災状況を点数化し、被災都道県の点数の合計から義援金を按分し、これまでにお届けした義援金や被災都道県の被害状況等を考慮して、下表のとおり、宮城県に3,900万円、福島県に2,100万円、茨城県に350万円、千葉県に200万円をお届けすることとしました。また、その他の都道県への配分を考慮し、日本赤十字社に62万3,644円を寄贈することとしました。

　最終配分を行う4県に対しては、県の東京事務所からそれぞれの県の東京事務所に、日本赤十字社に対しては高知県支部に、10月11日にお届けする予定です。

　東日本大震災の義援金にご協力いただきました多くの皆さまに心から感謝と御礼を申し上げますとともに、被災された地域の皆さまが1日も早く元気になれますよう、また、1日も早く復興されますよう、心からお祈り申し上げます。　

 

義援金の最終配分額について

	死者・行方不明者 （1人あたり1ポイント）	住宅全壊・全焼 （1戸あたり1ポイント）	住宅半壊・半焼 （1戸あたり0.5ポイント）	福島第一原発避難世帯（1世帯当たり1ポイント）	義援金最終配分ポイント数	国の考え方に基づく県の試算による配分率	高知県の一次、二次配分額 （円）（Ａ）	高知県の最終配分額 （円）（Ｂ）	被災県への配分合計額 （円）（Ａ＋Ｂ）
青森県	4	307	426	0	737.0	0.3%	1,000,000	0	1,000,000
岩手県	6,292	20,224	2,265	0	28,781.0	10.3%	30,000,000	0	30,000,000
宮城県	11,579	76,200	45,863	0	133,642.0	48.0%	90,000,000	39,000,000	129,000,000
福島県	1,842	18,016	25,508	49,900	95,266.0	34.2%	70,000,000	21,000,000	91,000,000
茨城県	25	2,899	10,145	0	13,069.0	4.7%	8,500,000	3,500,000	12,000,000
栃木県	4	263	1,044	0	1,311.0	0.5%	1,500,000	0	1,500,000
千葉県	22	810	4,545	0	5,377.0	1.9%	3,000,000	2,000,000	5,000,000
その他の都道県	15	114	268	0	397.0	0.1%	0	0	0
合計	19,783	118,833	90,064	49,900	278,580.0	100%	204,000,000	65,500,000	269,500,000
日本赤十字社								623,644	623,644
合計									270,123,644

 

＜お問い合わせ先＞ 高知県会計管理局会計管理課 川村、門田、中村 ０８８−８２３−９０９３