平成29年度 「対話と実行行脚」 第3回 津野町

公開日 2020年01月20日

平成29年度 「対話と実行行脚」 第3回 津野町訪問実績

日時:平成29年9月12日(火曜日)

視察地

1.津野町立葉山小学校視察
2.重要文化的景観「桂の茶畑」視察及び意見交換
3.どんぐり農園グリューネ視察
4.津野町集落活動団体との意見交換
5.(株)中成視察
6.四万十川源流点 観光ガイドとの意見交換
7.(株)葉山ヒューテック視察

視察の様子

①葉山小学校

1.津野町立葉山小学校視察

家庭・地域と連携した道徳教育に取り組んでいる葉山小学校を視察し、5年生の道徳授業に参加させていただきました。
葉山小学校では、「考え、議論する道徳」に取り組み、児童自身の意見をさらに深めることができる授業づくりをしていらっしゃるということで、参加した授業においても、児童たちが活発に意見を述べ合っている様子を拝見することができ、大変頼もしく、津野町の将来は明るいと感じました。

②茶畑

2.重要文化的景観「桂の茶畑」視察及び意見交換

重要文化的景観である桂地区の茶畑を眺めながら、つの茶振興の取り組みについて意見交換をさせていただきました。
お茶の販売単価が厳しい現状にありながら独自の販路を切り開こうとされていることや、津野山茶ブランドに対する生産者の思いをお伺いし、高知の素晴らしい品物を高く売っていける道を切り開く努力をしなければならないと、改めて思いました。

③グリューネ

3.どんぐり農園グリューネ視察

利用者の特性に合わせた支援を行っている「どんぐり農園グリューネ」を視察させていただきました。
就労継続支援B型事業所としてハナニラの生産販売等の経済活動に取り組まれており、当日も利用者の方が一所懸命に作業されている様子を拝見させていただきました。

④集活意見交換

4.津野町集落活動団体との意見交換

津野町で活発に地域づくりを行っている集落組織の方々と、集落活性化について意見交換させていただきました。
床鍋地区では高齢者の福祉の充実や働く場の提供について、船戸地区、白石地区では集落活動センター設立を目指して収益源となる事業について、郷地区では集落活動センターとしての今後の取組について、それぞれ検討されている様子をお伺いしました。地域で抱えている課題はあるものの、非常に前向きに取り組んでいこうとされている姿がとても力強く、今後の取組に期待が高まりました。

⑤中成

5.(株)中成視察

桧専門工場、構造用集成材用桧ラミナの木材加工業を本業として、建築事業にも取り組まれている株式会社中成を視察させていただきました。
株式会社中成では子育て世代の従業員が多く、次世代育成支援の取り組みも先進的に行われており、保育園の行事等に合わせて休日を設定するなど、「家庭を大切にしながら働ける会社」を目指して働きやすい職場づくりに取り組まれているとのお話をお伺いし、深い感銘を受けました。

⑥源流点ガイド

6.四万十川源流点 観光ガイドとの意見交換

四万十川源流点の観光の取組について、天気が良ければ観光ガイドの先導のもと登山口から源流点まで歩いて上がる予定でしたが、あいにくの天気となり、せいらんの里で意見交換をさせていただきました。
源流点への観光客は、愛媛県の道後温泉を経由される方が多いそうで、高知空港から四万十方面にどのように人に来てもらうかが課題になっているとのお話をお伺いしました。源流点は四万十川観光のど鉄板であり、今後ぜひ活かしていきたいと思います。

⑦葉山ヒューテック

 7.(株)葉山ヒューテック視察

高度な技術をもとに、「世界に1台だけの機械づくり」に取り組まれている株式会社葉山ヒューテックを視察させていただきました。
生食用トマトの洗浄装置や、四方竹の選別装置について現物を拝見し、ご説明いただき、一つの機械装置に高度な技術とたくさんのノウハウが詰め込まれていることを感じさせられました。今後も、ますますものづくりの地産地消が進み、外商へと展開されることが期待されます。

この記事に関するお問い合わせ

高知県 総合企画部 広報広聴課

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