公開日 2023年07月13日
更新日 2024年06月04日
歯や口は、食べる・話す・表情をつくるなど、毎日を健康に生きていくための支えになっています。
大切な自分の歯を守り、一生いきいきと過ごすために、歯と口の健康についてもう一度考えてみませんか?
歯を失う原因について
歯を失う主な原因は「むし歯」と「歯周病」です。これらは、予防・早期発見および早期治療ができます。
むし歯について
お口の中でむし歯菌が酸を作り出すことによって歯が溶かされ、穴があく病気です。
※参考:厚生労働省eーヘルスネット(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth-summaries/h-02)
むし歯は、歯みがき・食習慣の改善・フッ化物の使用によって予防できます。
高知県では、むし歯予防に有効であるフッ化物の使用を推進しており、保育園・幼稚園~中学校の子どもを対象にフッ化物洗口事業を実施しています。 フッ化物洗口リーフレット[PDF:1MB]
また、定期的な歯科受診により、みがき残しやお口の状態のチェックを受けることも大切です。
むし歯予防のためのフッ化物配合歯みがき剤の使用について
むし歯予防のためのフッ化物応用は、75年以上の歴史で安全性と有効性が繰り返し確認されています。中でも、フッ化物配合歯みがき剤は日本で広く普及しています。
幼児から高齢者まで生涯を通じて家庭で利用できる身近な予防法の一つです。
改めてフッ化物配合歯みがき剤の適切な使用方法について知り、むし歯予防につなげましょう。
歯周病について
毎日の歯みがきでみがき残された歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌の塊が、歯肉など歯の周りの組織を刺激し、炎症を引き起こす病気です。
そのままにしてしまうと、やがて歯を支える歯肉や顎の骨を溶かしていきます。
むし歯と異なり痛みが出ないことが多く、気づかないうちに進行してしまうこともあります。歯周病は全身の病気とも関連し、歯と口だけでなく全身の健康にも影響を及ぼします。
毎日の歯みがきや歯科医院での定期的な歯石除去などが有効な予防方法です。
痛みがなくても、半年に1回は歯科医院を受診し、歯周病・むし歯を予防しましょう。
喫煙と歯周病について
お口は、体の中で最初に喫煙の影響を受けるところです。たばこの成分は歯周病菌の力を増強させてしまうため、喫煙者は歯周病にかかりやすく、悪化しやすいことがわかっています。
禁煙をすると、歯を支える組織の状態が良くなり、歯周病のリスクが下がります。そして、治療効果も上がります。
健口長寿を目指すために
歯と口の健康を保つことは、楽しく、自分らしく、そしてこれから先も健康でいきいきと暮らし続けることに繋がります。
オーラルフレイルについて
年齢を重ねることにより、お口の機能が低下した状態のことをオーラルフレイルと言います。
滑舌が悪くなった・食事でむせることが増えた・かめない食品が多くなったなど、ささいな口腔機能の低下から始まり、そのままにしていると心と身体の衰え(フレイル)につながる心配があります。
定期的な歯科健診やお口の体操でオーラルフレイルを予防しましょう。 オーラルフレイル予防リーフレット[PDF:1MB]
もし、気になる症状があれば早めに歯科医院の受診をお願いします。
この記事に関するお問い合わせ
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健康障害課 0880-34-5120 (健康づくり・感染症対策、母子保健・児童福祉など) | |
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