公開日 2009年03月17日
更新日 2014年03月16日
被害が増えた背景には様々な要因が考えられます
例えば・・・
- 植林地における間伐等の手入れ不足による鳥獣の食物及び生息地の減少。
- 狩猟者人口の減少と高齢化により狩猟で捕獲される鳥獣の減少。
- 中山間地域の耕作放棄された田畑や水田がイノシシのえさ場やぬた場になることによる個体数の増加。
- 中山間地域における高齢化・過疎化に伴う人間社会の生産活動等の活力低下。
- 暖冬傾向・地球温暖化により野生鳥獣の繁殖に好条件となることによる個体数増加。
・・・等々、様々な要因が考えられます。
被害を防ぐにはどうすればよいか
- 耕作地、集落の周辺に野生鳥獣の餌となるようなカキやクリ、ビワなどの果樹を植えたままにしない。
- 出荷しない農作物を周囲に放置しない。
- 野生鳥獣の被害が見られる地域では、早急に適正な防除措置をとり、防除施設、器具の定期的な管理をする。
- 休耕農地、耕作放棄地を適正に管理し、有害な野生鳥獣の生息地にしない。
- 人の住む地域と野生鳥獣の住む地域を明確に分ける。
- 野生鳥獣の習性や生活を知る。
- 加害鳥獣の天敵が少なくなった地域では、人間が野生鳥獣に一定の狩猟圧(有害鳥獣捕獲)をかけ、個体数のコントロールを行う。
などの対策が必要です。
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