公開日 2009年03月12日
更新日 2014年03月16日
生活環境を守る保安林整備工事
くらしを守るためにとくに重要と考えられる森林は、「保安林」に指定して手入れなどをおこなっています。保安林整備工事は、森林の造成および樹木の保育などをおこない、森林を健全に生育させるための工事です。
このページでは、中央西林業事務所管内でおこなっている保安林整備工事のおもな内容を紹介します。
下刈り(したがり)
夏になると木のまわりに草がおいしげってきて、植えてから10年ぐらいまでの小さな苗木には太陽の光があたらなくなるので、カマで草を刈りとってやって木の成長を助けます。
写真:上段施工前(全景)、下段右施工後(全景)
本数調整伐(ほんすうちょうせいばつ)
間伐(かんばつ)といわれる手入れの方法です。木は植えてから20年くらいたつと、木と木の間がこみあってきて、木が十分に成長できなくなるので、成長を良くするために間引いてやります。
太陽の光が林の中に入るようになるので、小さな草木が育ってきて、雨水で養分を含んだ山の土が流れたり、くずれるのを防ぎます。
枝落とし
樹木の枝を落とすと太陽の光が入るようになるので、林の中の小さな草木がそだって雨水で山の土が流れたりするのを防くことができます。
上段写真:荒れてしまった森林。
下段写真:良好な森林。
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