公開日 2013年03月27日
更新日 2014年03月30日
第12回INAPセブ会議
INAPセブ事務局からの報告
第12回INAP会議及びシンポジウムが、2010年11月9日と10日に、フィリピンのセブ市において、中国の青島港を除くINAP会員港全てが参加し、開催されました。このイベントは、セブ港に近接するオープンして間もない「ラディッソン・ブル・ホテル」で初めて開かれました。
フィリピンの運輸通信省次官のアリストレ・B・バトュハン氏に、初日の基調講演を行って頂くことで、この会合への敬意を表して頂きました。
午前の部の開会式は、「INAP会員港:世界に広がる港湾網とのつながり」というテーマに焦点を当てて行われ、午後の活動は、総会、訪問団向けのセブ港視察とセブ市中視察を中心に行われました。
総会においては、木浦新港湾(株)の社長である崔炳洙氏からセブ港湾局長官のビセンテ・スアゾへのINAP旗の受け渡しを柱として、木浦港からセブ港への正式なINAP会長の交代が各港訪問団代表とその関係者の見守る中、行われました。
また、総会では、2011年のINAPホスト港について、スリランカのコロンボ港で開催されるとの公式発表があり、コロンボ港代表者であるニハル・ケペティポラ大佐の確認をもって、正式に2011年のINAP総会及びシンポジウムのホスト港が決定しました。
総会終了後は、訪問団一行を対象に、セブ港湾視察とムセオ・スグボ(セブ博物館)へのツアーが催され、ムセオ・スグボでは、セブの過去の歴史と文化について触れて頂くこととなりました。
特に好評だったのは、セブ州の最初の女性知事であるグウェンドリアン・F・グラシア主催の歓迎夕食会であり、セブ人の陽気さ、品位、敏活さ、信心深さを表現しつつセブ人の精神と文化が融合した地元のお祭りの中から厳選されたダンスの発表は、訪問団一行に強い印象を与えました。その夜は、ダンスや歌によって締めくくられました。
2日目は、会員港によるプレゼンテーションが行われました。ホスト港であるセブ港だけは、帰国のため直ぐに空港へ向かわなければならない訪問団もあったことから、時間の制約上、プレゼンテーションは実施しないとのこととなりました。
閉会式と送別昼食会は、写真撮影やお互い連絡を取り合うという約束を交わすなど、イベント期間中の短い時間の中で生じた仲間意識を重視したものでした。
次回、INAPまで... 皆さん、コロンボでお会いしましょう!
ありがとうございました!
ビセンテ・T・スアゾ JR.
セブ港湾委員会副委員長兼セブ港湾局長官
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