第11回INAP報告書(木浦)

公開日 2013年03月27日

更新日 2014年03月16日

2009年9月8日-9日

第11回INAP木浦会議

INAP木浦事務局からの報告

 INAP木浦事務局のスタッフの一人として、2009年9月8日~9日にかけて韓国:木浦市で開催されました2009INAP木浦会議に参加頂きましたことに対して、会員港の皆様に感謝を申し上げたいと思います。

 会議が成功しましたことを大変うれしく思いますとともに、会議をサポートして頂いたことに感謝申し上げます。皆様の積極的な参加を通して、会議がうまく進んだと思いますし、INAPという組織がさらに大きくなることを確信しています。

 会議には、約1,000人の方が参加されましたし、日本:高知港(36)、フィリピン:スービック湾港(10)、フィリピン:セブ港(4)、インドネシア:タンジュンペラ港(3)、スリランカ:コロンボ港(1)など、INAP会員港から54名が派遣されました。

 会議の初日(2009.9.8)には、開会式や総会、セミナー、シティーツアー、レセプションなど、様々な行事がありました。開会式には、政府役人や地元企業の方も大勢参加し、第11回INAP会議を祝ってくれました。

 総会では、会長職がフィリピン:スービック湾港から韓国:木浦新港に移りましたし、2010年のホスト港にセブ港が指名されました。総会に参加しました全ての派遣団によって、ITEP(INAP技術交流プログラム)のアクションプランの覚書が締結されました。また、「木浦新港をいかに活気づけるか」という専門セミナーが、総会と同じ建物で実施されました。

 同じ日の午後には、全ての派遣団がシティーツアーに参加しました。彼らには、木浦市や木浦港周辺のすばらしい景色を見て頂きました。

 2009年9月9日には、それぞれの港の紹介や会議のテーマである「世界的経済危機に対処するための対策としてのINAPの実質的提携」に焦点をあてて、参加代表者から報告がありました。その報告は製本して、2日目のシンポジウムに来られた皆様に配布しました。

 シンポジウムのパネルディスカッションを通して、会員港の代表者が世界危機への対処法としてITEPを深く議論し、ITEPのアクションプラン覚書に署名しました。主な内容は、会員港同士で2010年9月末までの1年以内にスタッフレベルで職員交流を行うというものです。
 チェ会長も、ITEPは彼が会長職に就いている間の第一優先事項であると考えています。そこで、既に木浦新港スタッフに対し、計画を練り、会員港とコンタクトをとることを指示しています。

 最後になりますが、二日目の午後には派遣団の多くが現代三湖重工業や王仁博士遺跡を訪問しました。訪問によって、造船の過程を見て頂くことができましたし、韓国文化をより理解して頂いたと思います。

 加えて、初日の歓迎会、二日目の送別昼食会において、派遣団にとって記憶に残るイベントが多く開催されました。こうした時間を通して、地元の方々と交流し、韓国芸術文化公演を堪能頂けたと思います。

 木浦スタッフを代表して、全力でINAPをよりよい組織にすることを約束します。また、来年フィリピン:セブ港で会員港の皆様とお会いできることを楽しみにしています。


木浦新港湾株式会社
常務 奉 斗鄭


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